野見山夫妻

始めてあったのは、'05年あずみのCUPが開催される前の日であった。
その日の午後、乗鞍観光センターに到着し『乗鞍の試走』をしている時、位ケ原山荘で休んでいた男女の二人連れを追い越した。

その後、森林限界を越えて走っていたら後から自転車の迫る音がして、さっきの男性が追い越して行った。

いつもなら『追い越されたら追い越し返す』と行動を起こす野であるが、この日は心拍を上げないように走っていたので、後塵を拝しながら我慢走りをして県境に到着。
すると程なく女性も到着、えっ女の人早いんでないの？！とびっくり。

～ん、この女性、ただ者でないと感じた。
ここで自己紹介し、少し立ち話をして別れた。
二人は夫婦で奥さんはヒルクライムレースでは入賞を繰り返す強豪だった。

翌日は快晴の中であずみのCUPが開かれた。

みんなはあずみのCUPに全力を注ぐようであるが、ハメハメ派(門さん、スケさん、私)の三人は、乗鞍に続いて、高山、麦草峠、白樺峠とツールド乗鞍(約170km)を走る予定なので、ちょぴり力を抜いての参戦となった。

スタートは、昨日知り合った野見山・旦那さんと同時スタートであった。
走っているうちに『力を抜く』など忘れちゃってグイグイ回して行ったら・・・後半垂れちゃいました。
結果1時間20分台・・で惨敗。
でも次の高山、麦草峠、白樺峠は雨の中楽しめました。

これ以降、野見山夫妻を各レース場でちょくちょく見かけるようになり、旦那さんの『ライバルリスト』に載ったみたい。
こういう出会いも楽しくて、立ち話を始めるとなかなか止まらない。

やっぱり損得勘定が一切ないのでピュアな気持ちで接することが出来るからだろうね。
出会いは大事にしよう！

で、乗鞍のレース前日の立ち話で食事の話になったのだが、我が家とのあまりに隔たりがあるのでびっくり。

我が家と対比した形式で記載する。

野:奥さんが旦那の体重管理を考慮した食事を作っている。
風:奥さんはあまり料理せず、出来合いの惣菜もよく出てくる。連れ合いが飲み会等に行く時は「(食べる物は)自分で何とかしなさい」と突き放されている。

野:旦那が太ったら、料理を作った奥さんが悪いんだそうです。
風:私が太ったら・・・自分が悪い。

野:子供に手が掛からなくなり、二人で自転車を楽しんでいる。
風:奥さんはスポーツジム、ヘルパー、飲み会等で週のうち2～3回は23時帰宅。

これで旦那の成績が上がらんのはおかしい!?

私が「おはサイやオベ練で揉まれて強くなった」といったら、旦那が「シルベスト練で揉んでもらうかな」なんて言っていた。
そういえばチャンピョンクラスの２位はシルベストだった。

次回レースでどんな変貌を遂げているか、合うのが楽しみだな～。

さて、今日の朝練であるが出発が 5:35と遅れたので、多摩川は関戸橋で折り返し、是政橋から川崎街道に上がり、いつもの山岳コースを走った。
あまり天気が良いと、太陽が目に痛いぞ！

今日の朝練 30.5km