果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

作戦遂行と危惧と紅甘夏

2019年03月07日 13時22分08秒 | 日記・エッセイ・コラム
足早に三の人の日が、一雨一雨ごとにやってくる。
河津桜も少し花弁が落ちだし、雨の日には花筏の無情さに心引かれる。
作業の方は、露地みかんの剪定、無農薬レモネーディアの花の管理、温室みかんの摘果と草取り、
そして自然栽培園の誘因など、誰も知らない孤独な戦いが続く。
無農薬レモネーディアの温室の中は5分咲き状態で、
香りで満たされ気持ちがいい。
しかし昨年に引き続き、天敵の発生よりアブラムシの発生が爆発的に早く、
週に二回は水洗い&牛乳やEMぼかしなどの葉面散布作戦で、必死でやり過ごす。

少しずつであるが、ヒラタアブやアブラバチを見かけるようになってきたので、
もう少しの辛抱かと他の仕事とのやりくりをねじり鉢巻きで考える。
温度が上がりすぎて落ちないように、毎日の見回りが日課である。

前回のブログでも書かせてもらったが、点検後の故障の声をあちらこちらで聞く。
東愛知新聞を読んでいたら、豊橋市のゴミ焼却炉の故障も点検後まもなくと書いてある。
問題点は前回のブログに委ねるとして、
人間の能力の低下は現場で働くものとして避けて通れない危惧だと頭の片隅から離れない。
さて私たちの農業会はそれをどうやり過ごして行くのだろうか?

2月下旬に収穫した紅甘夏の香りが倉庫中に広がり、
提出書類の数字に疲れる脳にエネルギーを送り込んでくれる。
今年は昨年以上に玉が伸びて大きく立派。
魁偉と呼んでもいいかと、あれこれ妄想する。

先週フードオアシスあつみさんに並んだ、
マザー・ヴィクトリアはあっという間に売り切れ、今週分の行方も少し心配になる。
それと一緒に紅甘夏も並べられ、未確認で申し訳ないけど、
日本農業賞受賞お祝いで加工品共々コーナーを作っていただけることに。
担当の皆さんの臨機応変な対応に感謝です。
明日から東京に授賞式に出るため出発します。
その日は視察とお世話になっているKさんと農業会についての勉強会?飲み会?に。
土曜日のNHKホールへ、お祝いの黄色いネクタイを締めて!
いろいろな人の想いも一緒に、また一つ人生のページをめくることができそうです。

河合果樹園



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