果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

翻弄とレモンくりすぴー

2017年11月04日 21時54分51秒 | 日記
極早生みかんの収穫も終わり、早生みかんの収穫に突入。
収穫してみると二つの台風の爪痕は大きい。
みかんが生傷だらけで、木の下は黄金から錆びた鉄色にしか見えなくなったみかんがゴロゴロ。
完全に餅踏み状態で、能率の上がらない出荷作業となるのは明白である。

春先の低温、乾燥、台風、長雨、台風と自然に翻弄され、
ただでさえ時代のスピードに翻弄されるみかん産業に加速度がつく。
個人的に食については、ローフードを意識しているため、
この時季の柿、リンゴ、みかんは胃腸の調整役として、
便利な消費形態へのブレーキとさせてもらっているつもりだ。
将来を見据えた小さな抵抗といえるのか・・・。

無農薬のレモネーディアは気温の低下ともに、
その内側に甘さを蓄えて行くため、
酸っぱいのが苦手な方にはぴったりの時季に入ってきた。
これから緑色もだんだんと薄くなっていくだろう。
味の変化を楽しむというモダンなおしゃれさは、
浸透するまで長い間かかったけれど、
多くの方が生産者のことを想って受け入れてくれたと言ってもいい。
まだまだ3月まで味の変化を楽しんで頂ければ、
作り手にとってはこの上ない幸せです。
東海道五十三次の三十三番目の宿、二川宿の商家駒屋では
無農薬レモネーディアのお菓子を販売しています。
レモネーディアの皮の苦みとお菓子の甘さがうまく絡み合い、
ちょっぴり止められない方向に向かわせてくれます。

その名も「レモンくりすぴー」!
とあるところでお客様から、「孫に買ったんだけど、私が全部食べちゃったと」言われました。
そう、お子様が食べるのにぴったりだと思っていたので、
つい私も大笑いしてしまい・・・。m(_ _)m
さて明日は二川宿の大名行列がある日。
天気もばっちりなので二人の姫、雅姫・琴姫が気になります。




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