果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

残暑と紅茶作り体験とティーズ丼

2010年09月11日 16時35分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

毎回、「暑い」という言葉がブログの1行目に登場してしまう。
温室みかんは着色が遅れ、露地みかんは玉が伸びず、無農薬レモンは生理落下が多く、
このところ自然の猛威に泣かされっぱなしである。
効率重視の経済が自然への負荷を大きくして、その怒りをかっているかのごとく、
毎年なにがしかのおしかりを受けているようである。
そんな中、管理作業も頼まれている予定も少しも待ってくれないので、
粛々と毎日をこなしていくしかないということは体にしみこんでしまっている。
先週は船井総研の「本物の農を知る 大視察ツアー」受け入れ、
雄踏文化センターで行われた「社会的企業人材創出・インターンシップ事業」での講演、
そして日曜日には楽しみにしていた、
後藤製茶さんの紅茶作り体験講座への出席と慌ただしく過ぎてきた。
紅茶作りでは後藤夫妻にレクチャーしてもらいながら、
一杯のティーブレイクで感じる「幸せさ」が作るところから始めると、
いかに大変なものだということを感じさせてもらた。
そこの過程が分かると、紅茶一杯がとっても大きく広がりとてもありがたく・・・。
本当に本物とはよいものである。

昨日からこの地域のケーブルテレビの「ティーズ」さんでちょっぴり指名手配中。
「ティーズ丼」というコーナーの「おすすめ丼ぶり」で、
河合果樹園が何年も取り組んでいる地産地消型みかんのオーナー制について取り上げてもらっている。
荒廃したみかん園を元のみかん園に戻し、そのみかんの木を皆さんに買っていただいて、
地域の里山景観を維持していこうという事が背景にある。
またオーナーさんに買っていただいたみかんの木10本ごとに1本を、
地域の社会福祉施設に寄付するというCSR(社会貢献活動)も兼ねている。
11月の終わりに行われる収穫祭ではここ中原町のみかん山に、
多くの人たちの声がこだまするようになる。
体力の続くまでみかん園地を管理していきたいと思う。

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