果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

近況と害虫と舎爐夢ヒュッテエコツアー

2010年09月01日 13時01分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

相変わらずの暑さの中、本格的に露地みかんの潅水作業が始まった。
周りのキャベツ農家もキャベツの植えつけが始まり、
そのうち畑は緑のコントラストが秋風とともに目に映るようになる。
ここ豊橋はキャベツの一大産地なのである。
みかん畑に一畝一畝潅水ホースをはわせて行く作業はかなりの力を必要とする。
(ぎっくり気味です。(>_<))
一日に何度も伸ばしたり巻き取ったりして次々畑を移動していく。
ダムの水がいっぱいなので当分は心配ないが、そのうちに儂人の雨乞いダンスを求められるかも。
ホースを巻き取っていると蚊の大群が、顔の近くで戦闘状態になる。
どちらかというと蚊に刺されにくい体質のため仕事に影響はないけれど
その逆の人は農的生活にはかなりのストレスがたまるだろう。

安曇野の舎爐夢ヒュッテのオーナー臼井さんは、
朝のエコツアーで「虫とお友達になろう」といった。
怖がるから相手は攻撃されたものとみなし攻撃してくると。

協調や調和がエコな暮らしには必要なのはわかっているが、
私たちは便利さとの引き換えでつい置き去りにしている。
生活している身の回りにも農薬はいっぱいだ。
無農薬レモン栽培の立役者のダンゴムシを殺す農薬が
ホームセンターでよく売れているのは複雑な気がする。
帰化昆虫である森の掃除人ダンゴムシは、体内に多くの善玉菌を住まわせて
河合果樹園の温室の中で活躍中なのだ。

日々、多くの人とリンクして学びの場がやってくる。
Tさん、Sさんつながりで舎爐夢へ、そして帰ってきてまたYさんとつながる。
まるで何かのお導き?暑さを吹き飛ばす恐怖体験なのか。

P8171159s

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