果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

屋上農園と派遣実習

2021年08月04日 12時06分37秒 | 日記・エッセイ・コラム

愛知県の東の玄関口、そして東三河の交通のハブとして東海地方で住みやすい街の上位にいる豊橋市。
旧名豊ビルの跡地にほぼ完成したemCAMPUSの低層階屋上に、
豊橋百儂人も参画する農民藝術創造倶楽部が奥三河の間伐材を使ったプランターに、
各生産者の作品を創造して季節ごと変化のある屋上農園を作ります。
8月中旬から屋上に上げ始め、私も身の引き締まる精神状態になってきた。
前代未聞のシステムは果たして機能するだろうか?
屋上という過酷な環境で作物はどんな成長を見せてくれるのだろうか?
考えれば切りがないが、この不確定な状況に立ち向かい
解決していくのを脳が楽しんでくれるだろう。
このために1年以上担当の皆さんと会議を続けてきた。
東三河全域から、街の中に作物が出ていく。
東三河の土壌が一堂に集結し、街に旅する。
彼らにも判断したり考える器官はある。
旅を楽しいと思ってくれると有り難い。
今からしっかりと説いておこうと思う。

先週から愛知県立農業大学校の派遣実習で、果樹の勉強に来ているTちゃん。
今日は昨年河合果樹園に実習に来ていた
HちゃんとY君も1年ぶりに応援に来てくれた。
自然栽培園での枯れ枝切りと雑草の管理を3人に任せてみた。
農作業は根気のいる作業で、
やっていることがどんな意味を持つのかしっかりと把握すれば、
その根気を保つことができる。
2年生になって少し逞しくなった顔の先輩二人も昨年の実習のたまものだと信じ、
いろいろと親父のレクチャーは続く。
少し早飯にして、先輩とのコミュニケーションの時間に当てる。
さて鐘の音色はどんな音だろう!

河合果樹園

 


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