――恐竜の歯の化石発見――
北の地の「勇払郡むかわ町穂別地域」で『ハドロザウルス』という恐竜の歯の化石が100ヶほどが見つかったそうです。
(一頭で800ヶほどの歯があるのだそうです)
「町立むかわ博物館」と「北大総合博物館」の調査団が、9月に実施した二次発掘調査の結果を発表しました。
これまでの調査で「大腿骨」などが見つかっており、頭がい骨などが見つかれば白亜紀末(約7200万年前)の化石としては、国内唯一の「全身骨格」となるそうで期待が寄せられています。
この穂別地域は白亜紀には海の中で、そこに居た「クビナガリュウ」や「モササウルス」「アンモナイト」など、たくさんの化石が発掘されています。
一方、帯広市から40Kmほどの距離にある、十勝管内の忠類村(現在は幕別町に編入された)では、1969年に初めて「ナウマンゾウ」の化石が発見され、「ナウマンゾウの村」として名をはせています。
この広い北の大地には、まだまだ隠れた太古のロマンがたくさん眠っているようです。