かるさんのgooブログ <北国たより>

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「まほろばの里・・明日香」を訪ねて  その13

2009-12-23 21:52:00 | インポート
明日香を離れるころ雨が上がってきました。同行者のお一人が「今回は、甘樫丘からの眺めが主目的だったのに・・・」と雨の甘樫丘がうらめしそうでした。天候だけは仕方ありません。

甘樫の丘を下りたところで、2日間案内役をしていただいた先生ともお別れです。

<そして神戸へ・・・>

明日香村から橿原市をかすめて、高速道路に上がり一路神戸へ向かいます。
そのころには雨も上がり、日も差してきました。
photo by karusan from OCNフォトフレンド
<高速道の車窓から湾岸を望む>

大阪湾沿岸は、高速道路が四通八達し目まぐるしいほど変化しています。
その昔、仕事で訪れていたときは大阪市街から神戸へ行くのには、ほとんど国道2号線を利用するだけでした。
六甲山のふもとから海岸までの狭い地に、道路、工場群、国鉄、数本の私鉄線が走り狭隘なものでしたが・・・

バスガイドさんが、つぎつぎと案内してくれる街区や風景、建物に目を回しながら、ひたすら神戸の街を目指します。
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<活気のある神戸、三宮辺り>

ほぼ15年前に起こった「阪神淡路大震災」の被害跡もほとんど無くなり、神戸の街は何食わぬ表情で活気を呈しています。
被害のようすはわずかに「神戸港震災メモリアルパーク」に保存されています。
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<震災メモリアルパーク、拝借画像>

元町の「神戸中華街南京町」を散策し、お昼は「ニューオータニ神戸ハーバーランド」での洋食バイキングです。
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<神戸中華街・長安門>

お腹を満たしあと、いよいよポートアイランドを通って「神戸空港」へ向かいます。
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<アイランドへ向かう車窓から>

通って行くポートアイランドは広大な埋め立て地で、大きなビルや流通の倉庫群などがビッシリと立ち並んでいます。
神戸空港はさらにこの先の海を埋め立てて作られたものです。

伊丹空港、関西空港、それにこの神戸空港と、関西の割と近い距離に三つの空港があり、共倒れか?と問題になっています。

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<神戸空港、駐機場風景>

今回のツアーでも、北の国から関西方面へ行くフライトが上手くかみ合わず、けっきょく神戸空港利用となり、往路・復路とも中途半端な時間になってしまったようです。

さて、この「三つの空港問題」どう決着が付くのやら、なんにしても利用者優先で考えて欲しいものですが・・・

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<空港の搭乗口と飾り>

さすがに出来立ての「神戸空港」は、こじんまりしながらも綺麗でしゃれた雰囲気のそれでした。

屋上から眺める対岸の「六甲の山並みと神戸の街区」は、外国のどこかへい行ったような気分になります。
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<空港屋上から対岸の六甲山と街区>

ここでツアーコンダクターさんの最後の挨拶があり、いよいよ北の空港に向けたフライトです。
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<機内は空席が多い・・・です>

こうして、短いながら充実した「まほろばの里・・・明日香」への旅は終わりました。

―後記―
13回にも及んだ「まほろばの里・・明日香」を訪ねての雑記はおしまいです。
書くにあたっての「見学地の名称、年代、人の名前、歴史事項」などは、案内人が話されたことのメモや、もらった資料、パンフなどを基にしました。なおあやふやなところはWEBページの力をお借りし、特に(Wikipedia)を参照しました。

それでもなおおかしな部分があろうかと思いますが、そこはアバウトに見ていただいて、お見逃しいただきたい・・・などと勝手に思っているところです(おしまい)

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<飛鳥の夕暮れ、からすもねぐらへ帰ります>