かるさんのgooブログ <北国たより>

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さくら前線の終着駅

2004-05-16 21:20:00 | インポート
GW.の後半にやっと咲いた我が家の庭の「ソメイヨシノ」でした。
『どうしたわけか』今年は花付きが悪く、いつものような妖しさを観ることができませんでした。

いまこの街では、八重桜がボッテリと田舎臭く主役を張っているところです。
それも、今日のこの恨みの雨で、見る影も無い「化粧剥げ」の姿に成り果ててしまいそうです。

きょう、道東の釧路で「さくらの開花」が宣言されました。

去年の12月頃から始まったこの国の「さくら前線情報」でした。
土地々のみなさんは、その情報を待ち焦がれ、咲いた、咲か無いと一喜一憂し、その妖艶さ華麗さに酔いしれたものです。

その「さくら前線」も約半年の長旅を終えて、終着駅「釧路」にたどり着きました。

この前線の終着駅は、長い間「根室」がその栄誉を担ってきました。
ところが今年も含めて過去4年間、「釧路」がその代役を果たして居るようです。
なにか気候の変化でもあるのでしょうか? 確かなところは判りません。

この釧路での開花は、平年より二日早く、去年より六日も早かったのだそうです。

いよいよ北海道もみじかい夏を迎える季節となりました。

ーーーーーーー*(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)**(桜)*ーーーーーーー


さくら伝説

桜の樹の根元には
死人が眠っているという
裸の男と女が
土の下に、、、、下に、、、、
この世で結ばれなかった愛の
恨みの涙を吸って
桜はあんなにも美しく咲く

恋人よ さあおいで
二人の体を紐でしばって
帰らない旅にでかけよう
公園の
年老いた桜の樹は
こんどの春にちらほらと
花を咲かせるだろうか
もしも花が咲いたら
その桜の樹の根元には
ぼくたちが眠っているだろう
裸の男と女が
土の下に、、、、下に、、、、


(歌曲 日本の十二ヶ月 より   なかにしれい 作詞)