kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード刺激を入れながら

2019-07-25 | 陸上競技
前の記事の補足。うちの練習について。まーここが補足というのはどうなのか?!という気もしますが。

途中までkrkと一緒にやっていきました。日本一を目指そうという選手の動きを目の前で観れるというのは財産だと思います。間違いなくダイヤモンドアスリート。原石です。その選手がうちの練習をやってくれて自分たちとの動きの違いを示す。やりたい動きの手本がここにある。これは大きいですね。

台を使ったドリルをやる。krkは感覚的にダブルアームでやっていました。本人の感覚の中で普通に振るよりもダブルアームの方が上手くタイミングが取れるのだと思います。うちの女子数人がその動きを真似てやろうとしましたが撃沈。まーここは感覚の問題です。本人が意識してダブルアームでやっているとは思いません。動きやすかったのだと思います。しかし、こうやって「真似てみよう」と思うところを評価したいなと思います。よりよくしようと思って他の人の動きを見てやってみる。できなかったらやり直せば良いだけ。チャレンジという部分も大切だと思います。

私はハードル練習に付き添いました。それによりうちの選手は自分たちでやっていくことに。暑いのもあって少し時間がかかっていました。テキパキやれると良いのですがなかなか難しい。私が付いていたら急かすのですが。チューブ5歩をやってから前半マーク。スイッチングランのタタタを。本当は中間マークまでやりたかったのですが時間の関係で割愛。スピードがある程度出ていたのでこれ以上やらなくても良いかなと感じたので。

そこからバックストレートに移ってバトン。10バトンと25並走を。今できる最大スピードで動きたいなと思っていたので。女子の1-2走でのパスが全くできません。もう少し話をしたり調整をしなければいけません。これは力がある方がない方に合わせるというのがベースです。追いつかないので。全体的にコミュニケーションをしっかりとることと、相手に気を配るという部分ができるようにならなければいけないと思います。一人でやっているわけではない。そこが分かるようになってもらいたい。競技の指導なのか成長を促す指導なのかよく分からなくなりますが。

合流走をやってDM往復走。この辺りは選手に任せることに。DM往復走をやっている間にkrkが200mHをやっていたのでここは任せることに。

スパイクを脱いでDM投げをやりたかったのですがシューズをホームストレートに側に置いていたので仕方なくスパイクで。ソールが薄いので負荷がかかります。出来れば避けたかったですが仕方なく。台を使って反発をもらう形のDM投げをしました。もう一度出力を高めるイメージでしょうか。

間髪入れずDM加速走。短い距離をDMを使って走る。身体を起こさずにどうすれば前に進めるかを考えさせるメニューです。これも「やれば良い」というメニューではない。何故DMを持っているのか。待つことによって何が違うのか。身体の角度はどうなのか。接地場所はどうなのか。こういう部分が全て入ってきます。やるだけの選手にとってはなんてことのない練習になる。意味合いを考える能力を持ってもらいたい。何人かは...。

男子はここでもう一度krkの練習を引っ張ることに。しっかりと負荷をかけるために引っ張る。女子はこの間にカーブ直線を2本程度。

最後に120-90-60を。きちんとした形で120を走るのは久しぶりかもしれません。段差スタートにししました。暑さもあってかなりキツかったと思います。それでも最初から走る。この手の練習の前に話をするというのは最近ありませんでした。そこまで負荷をかけられる気がしなかったからです。しかし、数人は少しできるようになってきたので「走る意味」を伝える。

スピード練習をしてきた。それをどうやって生かすか。先日の合同練習で150を走っている姿を見ました。酷い。1本はそれなりに走りますが2本目からは遅い。3本目になったらまた力を出し始める。「何を狙って走っているのか」というのが不明瞭です。意味がなくなる。「走ること」にだけ意味があってそれ以外はない。技術的な部分や「やり切る」という感じでなく「単に走っている」という形です。こんな練習ならやらない方がマシかなと。

キツイのは当然。それでも最初からしっかりとスピードを上げていく。ダラダラ走るのではなくポイントを絞ってどうすればスピードが維持できるかを工夫する。それが競技の中の楽しさ。分かるかどうかです。

私が段差でスタートをさせました。実際の走りは見れていません。きちんと走れたかどうかを問うのではなく自分自身が一番分かるはずです。まー「自分なりにきちんと走った」という感覚の者がいるとは思います。基準点が低くなる。仕方ないかなとは感じています。

練習が終わって私は慌てて帰ることに。この日も保護者会があるからです。また、krkを治療院に連れて行くことになっていました。食事を取る余裕もなく送り届けてギリギリ保護者会に間に合う。結構身を削っています。

それでも「この日にしかできない事がある」と思っています。片付けなども選手が率先してやっていかなければいけません。ここも我慢して繰り返し指導し続けなければいけないのかなと。考えて動くというよりは「誰かがやっているからやる」という感覚が大きい。周りを見るように言ってもそれがなかなかできない。私が付きっ切りでやらなければいけない状況は本来的には避けなければいけないのですが。

休めません。これも仕方ないのかなと感じてはいますが。耐え忍びながらやれることをしっかりとやりたいと思います。修行。

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