kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ダメージが大きい

2014-08-23 | 陸上競技
木曜日、選手は練習を休みにしました。前日に支部大会あったとはいえそれほど大きな負荷がかかっているわけではありません。当初から休みとしていたのでひょっとしたら予定を入れている者がいるのではないかということで諦めました(笑)。

私は前日の支部大会の後に光で懇親会があったのでそれに参加。少し遅くまで話をしていたので帰宅は11時過ぎ。ゆっくり寝れたら良いのですが木曜日は保護者会が入っていました。かなり早く起きて職場へ。準備をしました。

例年であれば7月に日程調整をしてなんとか保護者会を入れていたのですが今年は全くもって無理でした。日程を考えて入れられる日は支部新人の翌日からしかありません。保護者と話をすることになるので中途半端な状態ではできません。普段より緊張感を持ってやらなければいけません。そのため早朝から準備をしておきました。で、終了は19時過ぎ。合間に3年生が履歴書の確認のために持って来たりするので気を抜く暇がありません。休憩時間はほぼなく11時間くらい過ごしました。

流石にダメージが残っています。夏休みに入る前からほとんど休むことができません。元々休むのは苦手なのですが、ここまでくるとダメージが大き過ぎる。それでも休む暇はないのでやるしかないのですが。あまりにも疲れ過ぎて21時前に寝ていました。選手からメールが来ていたのですが全く目が覚めず気づいたのは翌日の朝。週休2日とかいうのは夢のような話しです。2ヶ月で1日しか休みがない(笑)。

グチになりますが流石にもうちょっと気を抜く時間が欲しいかも。職場にいる時は想像以上にやることがあります。部活だけやっているだろうと思われているのかもしれませんが、それ以外の時間の方が圧倒的に多い。「夏休みがあって良いね」と思われるかもしれませんが普段も長期休業中もほとんど休めません。「公務員だから仕方ない」と言われるのかもしれませんが最低限の権利はあると思います。それでも生徒や選手が目の前にいればそんなことを考える余裕はなくなります。回復措置とか代休という事柄とはほぼ無縁です(笑)。ドライになって時間外は働かないという感じになるともっと休めるのかもしれませんがそんな感じにはなれませんねー。

性格的な事もあると思います。が、日程的にあまりにもハードすぎるのではないかと思います。それでもやるしかないのですが。とにかく動き続けます。
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ミーティング

2014-08-23 | 陸上競技
大会が終わってから後片付け。学校に戻ってテントを元の位置に戻す。あれこれやることがありました。

で、どうしても話しておきたいことがあったので長距離も含めて全体ミーティングを少し。更に長距離、短距離男子、短距離女子とそれぞれに話をしました。

今回の大会結果、ここだけを評価するつもりはありません。一番気になったのは人任せにするという部分です。今回は3年生がサポートに回ってくれました。大会が終わり、私は学校に軽トラを取りに戻りました。競技場に戻ってみると3年生がテントを遠くから運んで来ています。他の選手は閉会式に参加している。閉会式が終了してものんびり話をしながら歩いて帰ってくる。目の前で3年生がテントの片付けをしているのにです。競技結果云々ではなく、周囲に気を配れなかったり3年生が他の者よりも動いているという状況について問題があると思いました。

新チームになって初めての大会です。うちはもともと3年生が2人しかいませんでした。なかなか伝統という部分が作れません。大会準備や片付けなどに顕著に現れます。自分から何かをしようというのではなく誰かに何か言われなければ行動が出来ない。ここは練習中にも出て来ることです。大会や合宿は「普段の取り組み」が出ると思っています。普段やっていることしか出来ないのです。バトンにしてもそう、声出しにしてもそう。普段適当にやっている者は緊張した場面や特別な場面では絶対に必要なことができないのです。普段の練習への取り組みから見直して行かなければいけないと思っています。

また、ガムシャラさが明らかに不足しています。頑張っていることは認めます。しかし、そのレベルがどこなのか?中学時代から全国で活躍をしているような選手が集まっているわけではありません。勝負となったらそのような選手たちとも戦わなければいけないのです。3年生もかなり努力して来ました。私に激怒されながらも、きつい練習も何度も乗り越えて来ました。だから強くなって来たのです。今の新チームにはそれがありません。私が無難な練習しかさせていないのも影響しているのかもしれません。何が何でもやってやろうという雰囲気が足りないのです。明るく楽しくという感じはありますが、根本の部分が足りません。これでは次やっても同じことです。

特に短距離の女子には厳しく話をしました。自分達の置かれている立場をもっと冷静に受け止めるべきです。今のままでは勝負はできません。県新人の決勝に残るのがやっと。とても中国新人を狙うレベルではありません。3年生が抜けて4継で4秒落ち。通常であれば考えられない。どれだけ今まで3年生に頼っていたのかがここに現れているのです。1年生は確かにインターハイに行きましたが、完全に連れて行ってもらっただけ。インターハイに向けてどれだけのことをやっていたのかを一番近くで見て来たはずなのにそれが練習に出てこないのです。何が何でもやってやるという気迫を感じない。その状態で本当に戦えるのか?

今の段階ではインターハイは狙えません。それは明らかです。しかし、一冬越えれば分からないと思っています。あとは本人たちが県新人までの1ヶ月でどのような練習をしてくれるかです。そんなに甘いものではない。昨年の今頃の4人の持ちタイムはそれほど高いものではありませんでした。今年はエースになる選手がいません。本当にチーム力が問われるのです。全員がどれだけ自分の力を高めることに専念できるか?人任せにしていたら何も変わらないのです。

チーム内で勝負する気があるのか?他校の選手に勝てないと思ってレースに出ていないか?本当に強くなりたいのであれば過去の実績は関係ありません。今自分が何をするかなのです。今まで勝てなかったから次も勝てないと思っているような選手は競技者にはなれません。絶対に勝ってやるという気持ちがなければ実績がある選手には追いつけないのです。チーム内でも同様。学年関係なく勝負をすることができなけれ浜今の状況から抜け出すことは不可能だと思いますね。

女子は大半の選手が涙を流しながら話を聞いていました。この涙が何を意味するのか?厳しい話をされたから泣いているのであれば先には進みません。力が無いわけではありません。本人たちがかそれを引き出すところまで行っていないだけです。ガムシャラに何が何でもやってやるという姿が出て来るか?ここに全てがかかっています。

この子達の可能性を信じています。今回の支部大会がきっかけとなり力を発揮してくれればと思います。
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支部新人~批判覚悟で2~

2014-08-23 | 陸上競技
続き。前の記事、批判をされることも想定しています。それでも書いておく必要があると思って書きました。もう一点、書いておきたいことがあります。

今回の大会、男子部員数人にとって初めての大会となるものでした。これまで他の部に所属していたので陸上競技の大会に出るのはこれが初めて。その中でどうするか?というのがポイントになると思っていました。2人いるのですが2人とも夏休みに入ってすぐに股関節が痛いということで練習を離脱。インターハイ期間はほとんど練習をしていないのではないかと思います。

2人ともかなり面白い存在だと思っています。一人はうちの男子エースと互角に走るくらいのトップスピードでした。足を痛めてほとんど練習が積めず初期の頃の走りに戻ってしまいました。それでもこの状態でリレーを組むというのは以前からの約束事。が、一週間前に「足が痛い」と言ってきました。前と同じ場所です。ちょうと卒業生が来てくれていたのでケアの仕方を教えてもらって対応することに。治療に行くという感覚があまりないのかもしれません。病院に行っても治らない。これだけは明らかです。最初に痛めた時に上級生から治療院の話は何度か聞いているはず。そこにきちんと行ったのか?安静にしていたら治る。当然です。スポーツをするのであれば積極的に治療に行かないとなかなか改善されないと思います。

二度目に痛いと申し出て来た時に「走れないようならリレーは棄権する」と話していました。この意味をどれだけ受け取ってくれるか?全力でケアをして治すためならなんでもするという気持ちをもって行動できるか?ここが大切だと思っていたからです。

試合の個人レースではスタートが全く出れませんでした。本来の動きの片鱗を見せることもなく終了。うーん、どうなんでしょうか。で、最終種目にあるリレーの直前に「足が痛いです」と申し出て来る。冷たいようですが「棄権」とだけ言いました。考えてもらいたいからです。他のメンバーが集まって来て本部に「棄権します」と伝える。いやいや、確かに私は「棄権」と言いましたが、本当にその意味を考えているのか?言われたから「棄権する」のか?ちょっと集めて話をすることにしました。

一人が走れない。ここは良いことではない。前もって「リレーを中心にする」と言っているのです。痛みがあって走れないようなら早い段階で申し出てメンバー交代をするべきです。それに気づいている者もいたはずですから事前に考えることができたはずです。また、個人種目に出て足を痛めるのであれば今回はリレーに専念するという方法もあったはずです。

更には今回のことは「足を痛めた選手」だけの問題ではないはず。リレーは一人では走れません。4人必要です。そのうち一人が「ダメだから走らない」で終われるのか?他のメンバーの気持ちはどうなるのか?リレーをするために練習をして来ました。その部分を台無しにして終わりで良いのか?チームとしては大問題だと感じました。

もっと早くに考えることができたのではないか?一人走れそうにないならメンバーを交代して出場するという申し出が出来ないか?高いレベルのことを求めているとは思いません。本当に自分達がリレーに出場したいと思えば自然とするべき行動は決まって来るからです。走れない選手は責任を感じる必要がある。しかし、それだけではなく他のメンバーも「リレーに出るために」という考えが不十分です。

「棄権」と言われたらそのまま「棄権する」と申し出る。そんなに軽いものなのでしょうか?そうであれば今後もリレーに出る必要はないと感じました。みんなの力を合わせて走るのがリレー。一人が欠けたことに対する危機感が持てない。出れないなら仕方ないかくらいの軽い気持ちであればリレーに力を注ぐ必要はないかなと。

春先から女子が必死にインターハイを目指してやっていました。この時にも足を痛めた者がいて最悪の状態を想定して動いているのを見ていたはずです。女子は女子、として見ていたのではないか?そういう部分がチーム内にあるとどれだけ個人の力が付いてもチーム力としては上がりません。必死さと想いが足りないのです。

こちらの話をどれだけわかってもらえるか?男子はこの辺りが課題です。自己中心的な行動が多々見られます。チームとしての意識が足りないところもあります。ここは本当に大切なことだと思っています。

結局リレーには出場させました。他チームと比べると走力では劣りますがバトンの部分で差があったので3走が終わるところまではほぼトップ。急遽アンカーを変えたのでバトンは最悪の状態だったのでここで逆転されましたが、これまでの練習の成果はある程度出せたと思います。本当に棄権していたらそれを確かめることも出来なかった。ここの意味をもう一度真剣に考えてみる必要があります。

何を感じるか?大きなことだと思います。まーこの程度で他者から批判されることはないのかもしれません。それでもここ最近の状態を考えると批判も想定に入れなければいけないなと感じています。ひとまず記しておきます。
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支部新人~批判覚悟で~

2014-08-22 | 陸上競技
支部新人、細かいことを書くと批判を受ける&関係者の気分を害するかもしれないなと自覚しています。それでも書いておかなければいけないなと思っています。うちのチームとしての取り組み、考え方です。

朝の準備の段階、やはり手間取りました。これは仕方ないかなという感じがあります。キャプテンは交代していますが、やはり前キャプテンが人一倍気づきます。新キャプテンもこの数週間で成長して来ていると感じていますが比較するとやはり遅い。前キャプテンが遠慮しながらもしっかりと指示をだす。下級生は指示待ち。自分で判断して動くことができません。かなりイライラ。手際が悪い。効率が悪いというのは私的には好きではありません。これも経験だとはおもいますが。

リレーメンバーは準備の途中でアップに入らせました。アップ場がありませんから朝の段階でバトンをやっておかないと練習ができません。私は準備をしながら遠くから見ていました。3年生もこの時間帯にしかアップは出来ないので身体を動かさせました。途中、下級生がバトンを始めたので3年生は練習を取りやめてバトンの確認をすることに。完全に下級生のサポートです。この2人が全体のサポートをしてくれる。この意味が本当に分かるか?チームとしての取り組みの表れです。

実際のところ、この2人は1年生から主力として活躍をしていました。他の選手のサポートに回るということは全くといって良いほどありませんでした。サポート経験はなし。本来であれば補助員として全体を手伝わせなければいけなかったのかもしれませんが今回はチームのサポートに回しました。これまで多くの人に支えられて来たので今度は自分達がチームのために貢献するべきだと考えたからです。インターハイ選手が全力でサポートするという姿を後輩がどのように感じるか?

バトン練習はかなり微妙。通常であれば1本で終わりにしていますが感覚的にかなり悪い。3-4走は全く渡りません。結局月曜日に休んでいる部分がこの辺りに影響して来ます。細かい調整が出来ない中でバトンをやらないといけないのです。特にアンカーは1年生。高校に入って初めてのリレーになります。不安要素の方が圧倒的に多い。だからこそ練習を積み重ねておかなければいけないのです。ここに顕著に現れます。あまりにも渡らないのでレース直前に必ず合わせを行うように指示を出しておきました。

リレーのアップの途中で高跳びの競技に移動しなければいけませんでした。高跳び、実際のところ1年間練習をしていません。本人は高跳びに対するこだわりが強い。インターハイが終わったら少しずつ練習をするという話にしていましたが、チーム状況としてそこまで手が回りませんでした。約束を守っていないと言われると確かにそうですが、うちとしては「リレー中心にチームを作る」と話をしてきました。ここに対する批判もあるかもしれません。しかし、人数的にギリギリの数でやっているうちのようなチームでは仕方ないことだと思っています。その判断がなければこの夏のインターハイに行くことは無かったと思います。間違っていたとは思いません。

アップを始める際に本人が「先生、スパイクを忘れました」と申し出てきました。卒業生の想いが込められたスプリント用のスパイクで跳ぼうとしていたのです。それを見て「どうしたのか?」と聞いたら「忘れました」との事。このようなスパイクで跳躍をするというのはありえません。スプリント用に作られているの手間踏切の衝撃や力に勝てるはずはありません。簡単に壊れてしまうと思います。そこをきちんと理解しているのか?オーダーで作っているので金額的にも安いものではありません。スパイクに込められている想いと意味を感じ取れないこと、月曜日と同じことを繰り返していることに落胆しました。

私にも責任はあると思っています。高跳びの練習を全くさせていないのでスプリント用のスパイクしか頭に無かったのかもしれません。それでもそこでスパイクを忘れる、壊れるかもしれないとい考えを持たずにスプリントスパイクで跳ぶ。こういう部分は考えないといけません。本人のためにというよりは卒業生の想いが込められたスパイクのためにそのまま跳躍をさせるわけにはいきません。他の者に学校までスパイクを取りに行くように指示をすると3年生が「自分が行って来る」と言って自転車で取りに行ってくれました。往復で20分弱。近くまで来た時にもう一人の3年生が全力で走って坂の途中まで行って本人のところまで持って来てくれました。どれだけ多くの人に迷惑をかけるのか?ここは絶対に許されることではありません。悪意がないから許されるというのではない。これまでも同じようなことを繰り返しているのです。競技前なので厳しくは言いませんでした。多くの人に迷惑をかけまくって競技をしているというのは終わってから厳しく話そうと思っていました。

私は他の選手の対応をしていました。普通であればこの段階で跳躍にはならないと思っていたのもありますし、100のレースのための準備をしておかなけれないけないからです。で、高跳びの方を見てみるとかなりバーが上がっています。思った以上に高くなっているので高さの確認をしてみると「155」に挑戦していました。え??自己ベストよりも高い。で、何故かクリアしました。うーん、どうなんでしょうか。ちょうど保護者が来られたのでこの日の経緯を伝え「155を越えたんですよ」と伝える。自己ベストということはわかっていたのですが保護者の話によると中学時代は「153」がベストだったようです。専門的な練習をしないで跳んでいたはずなので力的にはあるのだと思います。今回も一切練習していませんから驚きは倍増。

そのままの勢いで「158」を3回目にクリア、「160」を2回目にクリアです。この時点で大会記録の更新。「162」はあと一歩のところてクリアできず。かなり惜しい跳躍でした。本人が一番驚いていると思います。何故この高さを跳たのか?スプリント力が飛躍的に上がっていますから余裕があったのと筋力的に劇的に上がっているのでそこが上手くかみ合っているのだと思います。奇跡的な話です。

「160」は今季の県内トップの記録。中国大会でこの高さを越えればインターハイが見える記録です。素晴らしい記録かもしれませんが、私はそこに至るまでに大きな問題があると考えています。チームの取り組みとして「結果オーライ」を許すのか?スパイクを忘れ、周りの人に大きな迷惑をかける。それで記録が出れば全ては水に流す。それは違うと思っています。インターハイに行く。これは素晴らしい事だと思いますが、こんな状態でインターハイに行って価値があるのか?私的には違うと思って指導して来ました。ここはこの子に限らずそれは許せない。批判されるかもしれませんが。

チームの関係者には理解して頂きたいと思います。選手批判ではありません。チームとして真剣に考えないといけないのです。本人は真面目に一生懸命やっていると思います。しかし、だから全てが許されるわけではない。選手も保護者も考えていかなければいけません。素晴らしい記録が出たというのは喜ばしいことです。が、そこに至るまでに何をするかが重要です。3年生がどれだけの想いでスパイクを取りに行ったのか?数日前に同じミスをしているのです。スプリント用のスパイクで跳んでいたら故障していたでしょうし、スパイクが壊れていたでしょう。そこがきちんと出来なくで「結果さえ残せば良い」という指導はしたくありません。そこを求められるのであれば私は指導しません。

この子が成長することはうちのチームにとって大きな武器となります。私が求めている基本的な取り組みが出来るようになるだけでもスプリントも跳躍もかなりのレベルに到達すると思います。リレーに関してもこの子が鍵を握っています。大きな期待をしています。その反面、このような行動をしていたらチームメイトから信頼をされません。悪気がないのは他のみんなもわかっています。だったら許させるのかというと集団としては許されない。この子が本気で変わってくれればチームとしては劇的に強くなると思っています。

うちは結果も求めます。しかし、それだけではないのです。これまでこのblogを読んでいただいている方々にはご理解いただけるのではないかと思っています。そこは譲れない部分です。個人批判ととらえられる人もいるでしょう。だから批判覚悟でという書き方をしています。それでも考えてもらいたいと思ってここに書いています。きちんと自分と向き合ってもらいたいからです。

インターハイを狙える力がある。でもそれだけではない。そう考えて指導してきます。万人に御理解頂けるとは思いません。それでも書いています。

また書きます。

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支部新人~その前に~

2014-08-22 | 陸上競技
水曜日、支部新人でした。2つの地区が合同で行うのでかなりごった返します。レースもすべてタイム決勝。難しい部分です。競技会というよりは「運動会」のような感じでしょうか。こういう書き方をするとまた「表現が悪い」と言われるかもしれませんね。ここ最近は少しblogを更新するモチベーションが落ちています。現在のマスコミと同じで「あげあしを取る」という感じが強くあって、文章の全体の流れや前後の文章の意味を読み取らずに「言葉」「文字」だけをとらえて批判されることがあります。面倒だなと感じることが多いので正直時間をかけて書く気にはなりません。

例えば今回の支部新人、こちらとしても思うことがあります。指導した内容を書き記しておきたいと思う。これが良いことか悪いことか。指導された選手からすれば面白くないかもしれません。たいていトラブルになるのは「もめたとき」です。順調に行っているときには指導した内容を書いても何も言われません。しかし、「部活を辞める」とか「厳しく指導された」ということがあると必ずと言っていいほど「blogが・・・」と言われます。そうならないように最大限の配慮をしきたつもりです。一般社会人として「書いてはいけないこと」があるのは重々承知しています。だから書きません。それでも結構大変です。

関係者が見たら分かる。そういう部分はあると思います。競技の部分であればうちの選手のことを知っている方、保護者からは「あの子のことだ」と分かるでしょうね。そこも全て書かない。そういう方法もあると思います。しかし、私は「指導した内容」を書くことで「問題提起」をしているつもりです。この「事例」に対してどのように感じられるか?そのことを通じてあれこれ考える機会になると思っています。まーこれも「考え方」ですから、この考え方が「エゴ」であり自己中心的に自己防衛をしているだけだと言われるのかもしれませんが。

blogの存在意義とは何か?もうよくわかりません。本当に意義があるのか?芸能人ではありませんから「人気集め」のためにblogをやるつもりもありませんし、何かしらの宣伝をするつもりもありません。閉鎖的にすればいいのか?そうなると「LINE」のように収集がつかなくなるのではないかと思っています。「閉鎖的」ということは「見ている人が限られる」のです。つまり「別にいいんじゃないか」という感覚になる。友達同士の「LINE」での悪口と同様ですね。そうなるとエスカレートしていく。そういうのは避けたいなと思っています。

公になっているからこそ「歯止めがきく」のではないかと考えています。例えばコメント。「匿名」で書き込みがある。名前を記して記入するのであれば誹謗中傷にはなりません。が、「匿名」になると個人が特定されないという部分も出てくるので言いたいことを書く。Yahoo!のコメントなどでは「他者批判」がかなりあります。芸能人が○○をした、高校野球で○○があったとなると「これ以上なく叩く」というのが出てきます。表面的な文字でしか記されていない。マスコミが編集をして「自分の都合のいいように」「○○をすごい悪者にしよう」と思って放送すれば事実とは異なることが「情報」として提供されます。視聴者はその情報を鵜呑みにして「あいつは悪者だ」と書く。そんなものです。

事実をすべて書けばよいのか?それも違うと思います。「書いてい良いこと」「書いて悪いこと」はあります。そこの部分は自分自身で判断してきたつもりです。それでも批判はされますが・・・。自分自身を正当化するつもりはありません。私の考えていることを書けば少なからず「それは違う」と感じる部分はあるでしょうし、「批判された」と感じる人もいるでしょう。某テレビ局ではありませんが「嫌なら見るな」で済む話ではないのでしょう。私の考え方や表現が気に入らない。それなのにわざわざblogを見て「腹が立つ」という。感覚的に分かりませんが、そういう世の中なのだと思います。

グダグダ書いてしまいました。「運動会」という表現、本当にいいのかどうか分かりません。「競技会」ではないと感じたのは事実です。これも批判される部分なのかもしれないなと感じながらあえて書きました。というか、結局「支部新人」の内容は1つも書いていません。これでいいのか?まー別に良いと思っています。誰かから何かを強制されて書くものではないですから。

面倒な内容を書いていますね。すみません。そんな気分だったので。
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支部新人前日

2014-08-21 | 陸上競技
火曜日、支部新人前日。この日は軽く。体調不良で前日休んでいた者がいましたから、この部分はバトンをきちんとやっておかなければいけません。新チームとなり様々な部分が不足しています。まだまだチームとしては成長しなければいけません。とはいえ、例年から比べるとスタートラインは高いと思いますが。

この日は朝から支部新人で使用するテント運搬をしました。大会本部用のテントも含めて4つ。春は7つ運んでいましたからかなり大変でした。今回は他校が持って来てくださるということなので随分助かりました。往復しなくて済みますからね。ここでも「行動が遅い」と感じました。男子キャプテンが指示を出してからやっと動く。自分から動くということができません。

練習は簡単に。3年生はバトンを中心にやりました。下級生は本数を抑えめにして。更にはスタートの確認。1年生、スタートの構えがめちゃくちゃ悪くなっていました。後ろ足が伸びています。このため一歩目がすごく悪い。当然の話なのですが。少し本数をやって修正していきました。なんとか形になってきたかなという感じですね。

最後に120mを1本。3年生は2本。3年生の練習に下級生が合わせて走るという感じです。小さなエースが「男子とは走りたくない」というのでそれに合わせて、女子と走らせました。男子と一緒に走ると「勝てないのが分かっているから諦めてしまう」とのこと。勝てそうな選手と一緒に走るのが一番気持ちが乗るというのを本人が一番分かっているのだと思います。この子の強さはこういう部分にあります。

今の下級生、ここに差があると感じました。練習であっても負けたくないという気持ち。小さなエースは練習では普通の選手です。走りが乗らない時は下級生にも負けます。負けても仕方ないという気持ちがある反面、負けて納得する事はない。が、今の下級生は「勝てなくても仕方ない」「先輩は速いから」と戦う前から完全に諦めてしまっている部分があります。だから強くならない。改めて甘さと弱さを感じました。試合前なのでそういう話はしませんでしたが。

感じとしてはまずます。男女ともに4継をしっかりと走ってもらいたいと思います。ここがメイン。まだまだ完成度は低いですが新チームとなって初めての大会となります。様々な部分で自分達が試されるのです。反省点が出て来ることが成長につながる。そう考えて取り組みたいと思います。

簡単に書いておきます。
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月曜日

2014-08-19 | 陸上競技
月曜日、支部新人2日前。通常であれば軽く動かす程度で終わりなのですが支部新人は本当に通過点という位置づけです。力の確認という部分とレース経験を積むという意味合いが強い。これから3日間を県新人と同じ位置づけで考えるようにすると伝えました。月曜日が県新人の前日、翌日から大会が始まるという感覚でやるようにしました。この日から3年生2人も練習参加。夏に3連休というのはこれまで記憶がありません。まーたまには休ませないと不平不満が出るかもしれません(笑)。自分で休みの間に身体を動かすということはないでしょう(笑)。気分転換も含めて休ませました。私的に大きな成長かもしれません(笑)。

練習開始前に少し問題が。1人がスパイクを忘れたと言いに来ました。うーん、どうなんでしょうか。チームの中心とならなければいけない学年の子です。以前も練習用のシューズを忘れて激怒したことがあります。同じことを繰り返すというのは良いことではありません。自覚を持たないといけません。更には1人が体調不良により休む。リレーメンバーに入れています。この日のバトン練習がどれどけ大切なことなのか?人間ですから体調を崩すことは考えられます。そこを全て否定するつもりはありません。が、このタイミングは良いことではない。大切なタイミングを外す選手はこれから先も外してしまう危険性がある。このことを全体が理解しなければいけません。

競技の指導は必要です。競技だけやれば良いのか?この部分は分かってもらえないかもしれません。保護者が「競技だけやれば良い」とうちの学校を選んでいるとは思っていません。様々な部分での指導は必要です。その場を誤魔化すような活動をしても結果的に自分に返ってくるのです。口うるさく言われたりすると面白くないと思うでしょうが、将来的に力になるかどうかです。今をごまかしてしまう。これは問題点を先送りにするだけ。そういうスタンスでやっていますが、それでも批判されることはあります。100人いて100人に好かれる指導はできません。問題点を直視できない人間は必ず困る時が来ます。自分を正当化することで多くの弊害が生まれることをきちんと理解しなければいけない。大人に教えるのは不可能だと思います。せめて私が関わる選手には伝え続けたいと思います。

何だか話がそれてしまいましたね。そんな話を最初にしてから練習スタート。私は翌日の事を考えてちょっと色々と準備を。細かくは書きませんが「自分の事だけを考えない」ということです。自分だけ良ければ良いと思いません。ここは選手にも示す必要があると思います。指導する側が自分のことだけを考えているのではないというのを行動で示す。子供達にも行動で伝える必要があります。私のような人間が偉そうに書く内容ではないのかもしれませんが、かなり考えて行動するようにしています。

練習はフリーアップ。試合前日と同じ流れで。任せました。この日は通常の試合前の流れとは少し変えて短い距離を多めに行いました。並走を4本、バトンパスも2本ずつ。更には風を考えて追い風&向かい風でやりました。まだまだバトンの安定ができません。ここをどう克服するか。3年生も含めてもう一度原点に戻ってからバトンをやることに。3年生不在の金曜もやっています。それでもまだまだ不十分です。渡れば良いというだけなら十分かなと思っています。しかし、このレベルのバトンでは戦えない。走力がそれほど高いわけではありません。そこを考えてやっていかなけれないけないと考えています。

見ていると2年生の女子キャプテンにした選手がかなりレベルアップしています。この走りが中国大会でできていたらリレーはすごいことになっていたと思います(笑)。今回は男子のキャプテンも決めています。この男子はこれまでになくしっかりしています。サポートしてくれるので全体もやり易い。今の3年生はキャプテン1人でやらなければいけないことが多かったのでこういう意味ではすごくチームとしての成長は早いと思います。昨年よりは意識レベルも高いですから今後は面白いと感じています。

また、3年生が国体合宿から戻って来てリレーについての日誌を書き始めました。県外の高校で競技をやっていた大学生から色々と教えてもらっていました。それを踏まえて「国体4継ノート」を作っていました。バトン練習などの細かい情報を記していました。それを後輩に伝えてくれていました。うちは伝統があるわけでもありませんし、中学時代に特別成績を残した選手が集まってくるわけでもありません。だからこそこうやって学べるものは全て学び自分達の力に変えていく。大切なことだと思います。選手がその気になりさえすれば高校生は大きく伸びます。それをしっかりと自覚して取り組んでもらいたいと思いますね。雰囲気的にはかなり良いと思っています。

あれこれやってまた疲労(笑)。それでも選手の成長を間近で見れることは幸せです。ここがスタートラインになると思います。前に進んでいきたいですね。

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どうでもいいですが

2014-08-18 | 陸上競技
日曜日、この夏になって初めて休みました。冗談ではなく本当に。前休んだのはいつなのか?思い出せません。

目が覚めるのはいつもの時間と同じだったのですが二度寝しました。前日は夜8時過ぎに就寝。6時前に起きて二度寝。気がつくと12時過ぎ。昼食を取って昼寝。2時間くらい寝たでしょうか。ひたすら寝続けました。

結局何もしないまま一日が終わってしまいました。子供達には申し訳ないなと思いますが体力回復に務めました。それでも回復した感じがあまりないのが最大の問題点。気分転換できると良いのですがなかなかそこまでの余裕がありません。

多分、夏休み最後の休みだと思います。これからはまたハードな日程が待ち構えています。支部新人がありその翌日から保護者会。合宿を挟んでまた保護者会、登校日、面接練習、プログラム編成会議。多分このまま終わってしまいます。私自身に全く余裕がないというのが問題ですね。バタバタするといってもなんとか時間を作り出すことはできるはずなのですが。

あともう1日くらい休めると良かったのですが。ないものねだりです(笑)。

本当にどうでもいい話でした。せっかく休んだので忘れないように記録しておきます。
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基本的な事

2014-08-17 | 陸上競技
土曜日、雨予報だったのでどうなることかと思っていました。前日に雨が降るだろうと少し予測していたので学校でやるのが一番いいだろうなと考えていました。動きの確認がほとんどできていないので時間を取って動きを作る時間を確保できるだろうなと。

夜の間に雨が降ったということでしたが朝からは全く雨が降る気配がありません。雨雲レーダーで確認して見ても問題なし。様子を見ながら屋外でも練習ができそうな雰囲気でした。私はかなり早い時間から職場に行きました。インターハイに際して多くの方々の支援を頂きましたのでそのお礼をするための準備。かなり日程が詰まっています。その中でもやらなければいけないことは変わりません。時間がないと嘆くのではなく自分自身で時間を作らなければいけないと思っています。なかなか分かってもらえないかもしれませんが結構心身共に大きなダメージを受けています(笑)。

練習開始時に少し話をしました。前日の練習の中でも感じたのですがまだまだ声が出ません。本当はもっともっと出せるはずです。自分たちなりの一生懸命ではなくやはり本当にできることをやる必要があると考えています。声声出しにしてもそれなりにやるのではなく全力でやるから意味があるのです。ある程度チームとして成熟してきているからこそ求める事ができると思っています。足踏みをしたくはありませせん。男女共に戦うのであれば44秒5と50秒台がこの支部新人の最低目標になると思います。それが達成できなければ県で戦うレベルには届きません。そのために何をするのか?ここは各自がもっと真剣に考える必要があると思っています。

ダイナマックスをやってから基本。寝転がって足運びをやってから立ってから同じ動きを。早くやって誤魔化してしまうのではなく丁寧にですね。その後久々にスティックを使って前に進みながら足運びの確認。丁寧に止まりながら確認をして行き、その後は連続で。文字にして書くとなかなか分かりにくいのですが走りにつなげるための動きですね。ある程度やってから今度はいつもの練習に戻しました。ハードルを使って練習をしました。

この辺りで卒業生が来てくれました。盆休みで帰省したので顔を見せに来てくれました。なかなか会うことが出来ないので近況報告を受けながら練習を見ることにしました。今年23歳になる学年です。卒業してから丸4年経過しています。それでもこうやって来てくれるというのは本当にありがたいことです。3人来てくれましたが2人は7月にも来てくれました。一人は小倉で整骨院で働いています。なかなかこちらに戻って来れないのにわざわざ足を運んでくれるというのはありがたいことです。

ハードルをやってから並走のみ。元々この日はそれほど走るつもりはありませんでした。確認作業だけです。動きを前半でやっていたのでそれがどれだけ走りに繋がっていくかを確認する練習。バトンも含めてです。ある程度スピードが出るようになっていました。この勢いでトゥトレを実施しました。卒業生のうちの一人はここ最近身体を動かし始めたということなのでトゥトレで女子を引っ張る任務を与えました。先日から股関節の辺りが痛いという選手がいたのでこちらも卒業生に状態を確認してもらうことに。言い方は悪いかもしれませんが利用できるモノは全て利用したい。強くなるために手段は選べません(笑)。卒業生も何らかの形で選手と関わるというのは大きなことだと思います。つながりというのは大切ですからね。

最後に並走を2本やって終了。2年生女子の動きが抜群に良くなっています。1人は前日からかなり走れていると感じていました。もう1人は前日は微妙でしたがこの日トゥトレで卒業生に引っ張ってもらって無理矢理腰の移動を作りました。これが上手くかみ合った感じでしょうか。女子はこの2人に頼らないといけません。上級生に頼っていて自立出来なかった所が少しずつ成長できているのかなという感じですね。期待したいと思います。

午後からは軽くトレーニング。バランスディスクを使ってやっていきました。また。BOXを使ったトレーニングも。うちの練習の特徴はこの地道な練習にあります。これを1時間半やって終了。選手はそれで終わらずにインターハイに支援くださった方々への礼状の宛名書きをしました。自分達で感謝の気持ちを示すというのは大切な事です。結局終わったのは17時過ぎ。私はあれこれやって帰宅は19時過ぎ。笑えます。

残念ながら完全に力尽きてしまい20時過ぎには寝てしまいました。うーん、どれだけ弱っているのか?(笑)。久々に休めそうな日曜日です。可能な限り何もしないで寝ておこうと考えていました(笑)。休みたい!!(笑)。
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走練習

2014-08-16 | 陸上競技
金曜日、この日も練習(笑)。新チームの始動が例年よりも明らかに遅くなっています。インターハイに行くという貴重な経験をした反面、これからのチーム作りの部分が少し遅れています。それでもチームの状況は良い。もちろん、細かい指導はしていかなければいけないと感じていますが、これまでのように「0からのスタート」という感じではない気がします。チームとして組織として少しずつ成長してきているのは実感できています。3年生は3連休にしました。とにかく休ませなければいけません。インターハイからほぼ休みなくやっているのでしんどい部分があるはずです。1・2年生とは違います。モチベーションをもう一度高めるためにも少し休息は必要。

ということで1・2年生は走ることに。といっても天候が悪い。予報ではしばらく雨が続くようです。うーん、季節的には夏のはずなのですが。私たちが山口を離れている間もかなり雨が降ったようです。今年の夏は雨が多い。日照不足が懸念されます。野菜の育ち具合も悪くなるのではないかという心配があります。私が育てているトマトはそれなりに赤くなってくれています。天候が悪いと練習の計画が立ちません。走れるときに走っておこうという感じになります。翌日以降の天候が読めなかったので金曜日は走ることにしました。

アップはダイナマックスから。雨が降っているのでボールが滑ります。なかなか上手くキャッチできない。それでも集中してやるしかないのです。かなり手間取りました。そのまま壁をやってドリル。雨が降ったりやんだりでしたがそれなりに進めていきました。この日の練習の中心はバトン。20日には支部新人があります。このレースがどうこうというのではなく、これから先のことを考えないといけません。特に女子はエースが2人抜けてからのレース。精神的にも走力的にも中心となり引っ張ってくれた選手がいない中でどれだけ勝負できるようになるか。単純な走力では勝てないと思います。バトンの精度を上げていくしかない。まだまだ私自身も不十分なところがあります。細かい部分を徹底して指導していくことで勝負できるようになると思います。

最初は直線でのパス。これを4本。少し休憩をはさんでカーブから直線でのパス。これも4本。距離感の部分と声をかけるタイミング。全ては練習の中で徹底していく必要があります。まだきちんと手が出せません。しつこくしつこく言い続け、さらには実際に渡す部分を繰り返しました。その場でやって歩きながらやる。練習でやっていくしかない部分があります。終わってからバトンパス。これは3本ずつ。並走がきちんとできてもやはりバトンパスがきちんとできないと勝負になりません。まだまだ安定しませんね。昨年の今時期から比べると精度自体は高いと思います。昨年は1走が2走にバトンを渡すことさえできない状態でした。これはその場でやっても歩きながらやっても渡らなかったのですから(笑)。

この日の女子の2-3走は最低のパスでした。2度やって2回とも渡りません。渡らないということはここ最近の練習の中ではありませんでした。メンバーが変わったことにより「どの距離で判断するのか」という基本的な部分ができなくなっています。さらにはコミュニケーション不足もあります。見ていると明らかに3走が走れている。これまでで一番走れているのではないかというくらいのスピード。それに対して2走は走りが微妙。片方が走れていたもう一方が走れていない。それなのに足長を変えない。渡るはずがありません。この部分の理解が甘い。渡らないのであればそれに対応する適応力も求められます。現時点ではちょっと甘いですね。

その後、スタートを。跳躍は助走合わせ、ハードルは3台目までの練習。久々にハードル練習ができます。まだ1年生ですのでとりあえず流れに乗って跳ぶというだけですが。持久力もあるので結構面白い存在になると思っています。まずが県新人で決勝に残りあわよくば3番以内を目指したい。どこまでできるか分かりませんが地道に準備していきたいと思います。短距離の方はスタートをしましたが気が付くと構えが悪くなっています。あとはリズム。こちらの方からある程度修正をかけることに。この日のスタートでも3走が良い動きをしていました。基本的に「反応が悪い」のですがそれでも中間に持っていく段階で前に追いつく。この走りが実際にできるようになるか?スタートがある程度できてこのスプリントができれば確実に12秒7は出せます。ひょっとしたらもう少し行くかもしれません。2年生の2人が12秒6で走れるようになると来シーズンは本当に面白いことになると思います。

最後に120m+60mを走って終了。短長は250m+150mにしました。かなり走れるようになってきているなと感じています。前日にかなり負荷をかけていますから万全の状態ではありません。それでもこれくらいの走りができるようになっているというのは地道な練習の結果かなと感じています。うちは2年生が男女合わせて4人しかいません(3年生は2人でしたが(笑))。この4人がチームの中心として自覚を持って行動するようになればチームは面白いと思いますね。かなえい力が付いてきています。

最後は30分程度マッサージをして終了。私はこの時点から支部新人のプログラム編成会議に向かいました。我ながらよく働きます(笑)。へとへとでしたがやるべきことはやっておかないといけません。疲れています(笑)。
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