kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

インターハイ2

2014-08-04 | 陸上競技
更新滞っています。申し訳ありません。あれこれあり過ぎでほとんど時間が取れなくて(笑)。インターハイのことを書いておきたいのですが…。

インターハイ2日目には100mが実施されました。これは朝一なのでかなり早い時間から動き始める。一次アップをして少し休んで少し刺激を入れるという内容にしていました。3年生2人は自分のペースでアップを。それ以外の者はサポートという大きな仕事に加え自分達の練習もすることに。

昨年、小さなエースをインターハイに連れて行きました。一年後にこの舞台で走るという強い気持ちをもたせるためです。大会前までは12秒9がベスト記録でしたが秋には12秒35まで伸びました。普段からインターハイに行き続けているチームならこれは関係ないのかもしれません。うちのように毎年1人ずつしか行けないチームでは「インターハイの経験」というのは次に生かせません。2年生でインターハイに行くことで経験を積める。あの舞台の雰囲気を話しで聞くのではなく実際に肌で感じることで「自分達の取り組み」に足りないものを理解することができる。ここはすごく大切なのだと思います。百聞は一見に如かず。どれだけ話をしても実際に経験しないと分からないこともあります。

今回、この日を新チームのスタート地点とすることが出来ました。昨年は1人が出場、1人が経験という形でしたが今回は女子全員が「インターハイ会場」でスタートを切ることができました。来年もこの舞台に来る。そのような気持ちで新チーム始めなければいけません。今回は3年生に連れて来てもらったインターハイ。来年は厳しいのは間違いありません。それでもそこを目指さなければ今回何を学んだのか分からなくなります。

今のチームを最低でも12秒台を5人にすることで戦えるようにします。今の3年生のようにスーパーエースが2人いるようなチームは簡単には作れません。新チームでは総合力で戦うチームにしたいと思っています。12秒1が2人いなくても12秒中盤が5人のチームであれば今のチームを越えることができます。そこを目指す。もちろん誰かがスーパーエースになってくれると良いのですが。そこまで意識を持ってやってくれればと思いますね。

3年生2人はアップをしてショート、スタート確認を行って最後に120m。2人ともスピードが出ていました。特に小さなエースは過去最高の120mだったと思います。めちゃくちゃ速かった。ピッチが速いというのもあるのですがとにかく進んでいました。師匠もわざわざ来てくださって「12秒0か11秒台の走りだね」と言ってくださいました。それくらい完成度が高い走りだったと思います。

今回アップの時間が2人でズレがありました。大きなエースが1組目、小さなエースは後半の組み。招集開始時間が異なります。大きなエースは120を走って休憩、ショートを数本やってから招集へ。良い動きをしていました。私は残って小さなエースに付きました。スタートをやると「微妙」という感じでした。重心が後ろに残るという感覚があってしっくりこないようです。普段よりも多めにスタートの確認をしました。動き的には悪くなかったのですが感覚的なものだと思います。

実際のレース、大きなエースは抜群のスタートを見せました。ここには昨年の経験が生かされています。中盤まではトップ。中間からが持ち味なのですが同じ組に中国大会2位の選手に並ばれても力まず走れました。最後に少し慌ててしまって3着。2着取だったので本当に惜しかった。初めて全国大会で「レースに参加できた」と感じた。それほど良いレースでした。

小さなエースもスタートは抜群。完全にトップでした。が、ここから精彩を欠きズルズルと後退。あれだけの走りができていたのにどういうことなのか?別人のような走りでした。本人曰く「スタートが出れたから安心した」とのこと。ここからの流れをきちんと作れていなかった私の責任だと思います。スタートと中間が上手く結びつけられなかった。申し訳ないですね。

今回もラウンドを進めませんでした。ここに関しては申し訳ない気持ちです。私の力不足によりこのような結果となってしまいました。この事に関しては深く反省しなければいけないと思います。選手はしっかりとやってくれたと思います。

とりあえず私の感情的な話ではなく事実を記しておきます。また書きます。
コメント
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