支部新人を見ていて自分自身の変化を感じました。上手く表現できないかもしれませんができるだけ言葉にしておきたいと思うので記しておきます。
以前は「全部勝ちたい」「全てのレースで自己ベスト」という感じがありました。指導者が「勝ちたい勝ちたい」モード全開(笑)。しかし、今は「狙っていない種目は問題なし」という感覚があります。誤解される可能性があるので補足説明をしっかりとさせてもらいますが、「負けても良い」と思うわけではありません。また、「遅くても良い」というわけでもありません。勝てるなら勝つに越したことはないですし、記録が出て悪いわけではない。「狙っていない種目」と書くと特定の種目・選手にだけ期待していると思われるかもしれません。そういう「狙っている」のではなくて、各自のメインとなる種目で結果が出せれば良いなという感覚でしょうか。
顕著に感じたのが女子の100m。100mの練習はしていますが200mの練習はしていません。100m予選決勝が終わってから200mの予選決勝。多分体力的に厳しいだろうなと最初から考えていました。案の定、決勝に残った3人とも最初からスピードの乗れません。トップは速かったと思いますが通常であれば大きな差が付くことはないと思います。「絶対勝てた」というつもりは全くありません。きちんとした状態で走っても負けていた可能性は十分あります。それでも「大差」はつかないでしょう。
少し前までの私であれば「許せない」可能性があったと思います。「もっとこういう展開にしたら勝てたのでは?」とあれこれ終わったことをあれこれ言っていたかもしれません。しかし、今回の200mは「走れなくてもいいな」くらいの気持ちでしました。できれば勝ちたい。でも・・・って感じです。上手く表現できているでしょうか?(笑)。勝てれば勝ちたい。勝負事ですから。しかし、「今」はその時ではないのです。だから「あー勝てなかったね」くらいの話で終わり。それ以上その部分を引っ張るつもりはありません。
選手はある程度の結果が出ないと気持ち的にマイナスのスパイラルに落ち込みます。ある程度の調整は必要になると思います。しかし、今回のように「狙っていない大会」や記録会などすべての大会で調整をするというのは良いことではないと考えています。正しいかどうかは分かりませんが。そのうえ「記録を出せ」「負けるな」というのは無理な話です。今回の大会に関してはかなり前から「通過点」であることを繰り返し言い続けていました。それでも選手にとっては大事な大会です。全力で取り組んだと思います。上がっていく途中の段階、現時点での「ベスト」を尽くすことが大事なのだと思います。
負けず嫌いですから全てで勝ちたい。それが今までは前面に出すぎたいたのかもしれません。顧問がそのような状態であれば選手も「勝たなければいけない」という気持ちになります。言葉にしていなくてもその雰囲気を敏感に感じ取るでしょうから。これが選手に必要ないプレッシャーを与えていた部分が少なからずあったでしょう。競技だけに集中できない部分ですね。指導者としては選手に関わります。放置して勝手にやれというつもりはありません。狙いとする部分で力を発揮できるように関わってくのが大事だと思います。
女子のマイル、思った以上に良く走りました。ベストの状態ではない走りでしたから間違いなくもっと上がるでしょう。4分18秒。すごくいい記録とは言えませんが「悪い記録」ではありません。この状況を考えると十分です。今の状態で狙えば4分12~13秒くらいではいけるかもしれません。県の決勝が狙えるレベルです。以前の私であれば「マイルで狙う」という感じになっていたでしょう。今は「全く」です。無理をする時期ではないと思っています。短短が主体のチームですから「マイル」は現時点ではおまけ。狙うは4継でしょう。マイルを考えればどうしてもその手の練習が必要となります。今は必要ないと考えています。だから力は入れません。その状況で出た18秒はかなり価値があります。来年は少し欲張るかもしれませんが(笑)。
この変化は指導者として良いのかどうかよくわかりません。ギラギラした部分が少なくなってきたら「勝負事」は良くないのではないかと思う部分もあります。今までがその部分が強すぎたというのもあるとは思います(笑)。全てで完璧を求めていた時期の私からすると随分「甘くなった」のかもしれません。色々な部分で我慢をして選手と関わるようになってきました。許してはいけない部分に関しては厳しく言いますが、「どうにもならない」部分に関しては寛容になってきた気がします。
結局何が言いたいのかよくまとまりませんでした(笑)。このような変化が自分の中で生まれていると感じたので書きました。もう少し上手くまとめられたらまた書きます。
以前は「全部勝ちたい」「全てのレースで自己ベスト」という感じがありました。指導者が「勝ちたい勝ちたい」モード全開(笑)。しかし、今は「狙っていない種目は問題なし」という感覚があります。誤解される可能性があるので補足説明をしっかりとさせてもらいますが、「負けても良い」と思うわけではありません。また、「遅くても良い」というわけでもありません。勝てるなら勝つに越したことはないですし、記録が出て悪いわけではない。「狙っていない種目」と書くと特定の種目・選手にだけ期待していると思われるかもしれません。そういう「狙っている」のではなくて、各自のメインとなる種目で結果が出せれば良いなという感覚でしょうか。
顕著に感じたのが女子の100m。100mの練習はしていますが200mの練習はしていません。100m予選決勝が終わってから200mの予選決勝。多分体力的に厳しいだろうなと最初から考えていました。案の定、決勝に残った3人とも最初からスピードの乗れません。トップは速かったと思いますが通常であれば大きな差が付くことはないと思います。「絶対勝てた」というつもりは全くありません。きちんとした状態で走っても負けていた可能性は十分あります。それでも「大差」はつかないでしょう。
少し前までの私であれば「許せない」可能性があったと思います。「もっとこういう展開にしたら勝てたのでは?」とあれこれ終わったことをあれこれ言っていたかもしれません。しかし、今回の200mは「走れなくてもいいな」くらいの気持ちでしました。できれば勝ちたい。でも・・・って感じです。上手く表現できているでしょうか?(笑)。勝てれば勝ちたい。勝負事ですから。しかし、「今」はその時ではないのです。だから「あー勝てなかったね」くらいの話で終わり。それ以上その部分を引っ張るつもりはありません。
選手はある程度の結果が出ないと気持ち的にマイナスのスパイラルに落ち込みます。ある程度の調整は必要になると思います。しかし、今回のように「狙っていない大会」や記録会などすべての大会で調整をするというのは良いことではないと考えています。正しいかどうかは分かりませんが。そのうえ「記録を出せ」「負けるな」というのは無理な話です。今回の大会に関してはかなり前から「通過点」であることを繰り返し言い続けていました。それでも選手にとっては大事な大会です。全力で取り組んだと思います。上がっていく途中の段階、現時点での「ベスト」を尽くすことが大事なのだと思います。
負けず嫌いですから全てで勝ちたい。それが今までは前面に出すぎたいたのかもしれません。顧問がそのような状態であれば選手も「勝たなければいけない」という気持ちになります。言葉にしていなくてもその雰囲気を敏感に感じ取るでしょうから。これが選手に必要ないプレッシャーを与えていた部分が少なからずあったでしょう。競技だけに集中できない部分ですね。指導者としては選手に関わります。放置して勝手にやれというつもりはありません。狙いとする部分で力を発揮できるように関わってくのが大事だと思います。
女子のマイル、思った以上に良く走りました。ベストの状態ではない走りでしたから間違いなくもっと上がるでしょう。4分18秒。すごくいい記録とは言えませんが「悪い記録」ではありません。この状況を考えると十分です。今の状態で狙えば4分12~13秒くらいではいけるかもしれません。県の決勝が狙えるレベルです。以前の私であれば「マイルで狙う」という感じになっていたでしょう。今は「全く」です。無理をする時期ではないと思っています。短短が主体のチームですから「マイル」は現時点ではおまけ。狙うは4継でしょう。マイルを考えればどうしてもその手の練習が必要となります。今は必要ないと考えています。だから力は入れません。その状況で出た18秒はかなり価値があります。来年は少し欲張るかもしれませんが(笑)。
この変化は指導者として良いのかどうかよくわかりません。ギラギラした部分が少なくなってきたら「勝負事」は良くないのではないかと思う部分もあります。今までがその部分が強すぎたというのもあるとは思います(笑)。全てで完璧を求めていた時期の私からすると随分「甘くなった」のかもしれません。色々な部分で我慢をして選手と関わるようになってきました。許してはいけない部分に関しては厳しく言いますが、「どうにもならない」部分に関しては寛容になってきた気がします。
結局何が言いたいのかよくまとまりませんでした(笑)。このような変化が自分の中で生まれていると感じたので書きました。もう少し上手くまとめられたらまた書きます。