kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

完全にお任せ

2009-08-21 | 陸上競技
今日は朝から会議会議。それで午前中は全て終わって、昼からはクラスの生徒に推薦会議の結果を連絡をしなければバタバタ。

練習に関しては中国選手権に出場する者とそれ以外の者に分かれて練習。やるべき事の指示は出していましたが、故障から回復段階にある2名には指示を出していませんでした。昨日の時点で「自分で考えて別メニューでやる」と聞いていたので任せました。試合組と同じ練習ではありません。会議中だったのでメールには気付きませんでしたが、試合に出る6人は練習が終わって先に学校に戻ってきた様子でした。故障明けの2人は残って走りを確認していた様子。当然といえば当然ですが自分達のやるべきことをきちんと考えることができるようになってきたのでしょうか。

3時頃に選手に会えたので様子を聞いてみると感じて岐には悪くないようです。少し感覚がつかめてきたのでしょうか。走り自体を全く見ていないので何ともいえませんが、調子は悪くないようです。それなりのタイムで走れる状態であれば十分だと思います。調子の良いものだけで組めば面白いと思いますが個人種目との兼ね合いがあるので…。2年生エースを外しても中国と同じ位のレベルまで行けばかなり面白いと思いますが、どこまで近づけるでしょうか。

mikiとは400mHのための戦略的なものとレースパターンを分析しました。自分のレースの課題をしっかりと知る必要があります。他の種目とは違ってレース分析をすることができます。山口県記録を出した選手にアドバイスをさせてもらっていたこともあり、62~65秒台のレースパターンについてはデータを持っていますからそれを使って戦略を立てていく。参考にはなります。本人が興味を持って考えていくようになれば確実に変わってきます。秋のシーズン、来年の春のためにしっかりと準備をしていきたいと思います。

練習以外の面でしか関わっていないので本当の調子はわかりません。昨日のミーティングが少しは響いているのでしょうか。明日からの大会での走りを楽しみにしていきたいですね。明日は午前から会場に行って練習したいと思います。午後からのレースに備えてしっかりと、やるべきアップをしていきたいですね。

完全に任せると現状がつかみにくい。仕方ないですが。コミュニケーションを取りながらきちんと調整していきたいです。
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秋のシーズンに向けて

2009-08-21 | 陸上競技
色々と思うことがあり、練習開始前に女子だけミーティングをしました。意図的に男子は外しました。

もう一度何のためにやっているかを考えさせるために前キャプテンに話をさせました。この2年半どんな気持ちで競技に取り組んできたのかを伝えさせました。中学の最後の大会では400mが69秒。そこから地道にやってきて今は63秒。こつこつとやっています。普通なら途中で挫折して投げ出してしまうかもしれませんが、後輩に負けても決して諦めることなくひたすら強くなることを目指して取り組んでいる。頑張れる才能があるのは間違いないと思います。

他の者は自分の事を考えてみるべきです。入部してきて練習をして力が上がってきた。それは当然です。まだまだ自分の伸びる可能性を最大限に生かしきれていない。絶えず何とかなるだろうと思っている者、いつまでたっても自分の殻を破れずに止まっている者、中学時代からの変化に満足している者、このままでは100%戦えません。何を目指しているのかをもう一度真剣に考えていかなければいけないと思いました。

きっかけは前日の300m。中国大会から走っていませんでしたが、中国で5番手だった者が3年生エースと互角の走りをしました。逆に3番手だった者は1秒以上落ちています。6番手の者は少しだけ上がっていましたが中国前は5番手と互角だったのでモノ足りません。この差はどれだけ言われたことを本当に理解してやっているかだと思います。3年生エースと互角の走りをしたのは新キャプテンになったyukaです。合宿に行っても動きの変化を他校の先生に認めてもらえます。他の者は…。ここの差が大きいと感じています。

どこを目指しているのか?チームができた当初は県総体に個人で出場、その後はマイルで中国出場、今はマイルでインターハイ出場と目標は上がっています。チームの一員としてその雰囲気に浸っているだけでは意味はないのです。他の学校より練習をしていることに満足しているのではないか?大きな勘違いです。だから劇的な変化にはならない。足を痛めてもなんとかなるだろうと構えていていつまでたってもまともに練習が積めない。練習は正直です。きちんと練習ができた者が強くなる。それだけです。きちんとその事を理解しなければ何も変わりません。

3年生エースが春先苦しんで苦しんでそれでも諦めずに取り組んできました。それは自分が強くなりたいからという気持ちに加えて、自分がやらなければ中国では戦えないという自覚があったから出来たのだと思います。中国での58秒0のラップにそれが現れている。他の者はそこまでの責任感がありません。だから何とかなるだろうと思う気持ちが抜けきらない。そこがあるから飛躍的な変化につながらないのです。まだまだ甘い。

自分の力で戦う。それが基本です。そのためにどれだけの努力が出来るか。やらないといけないことを本当に理解しない限りは何も変わらないのです。ここを繰り返し言い続けている。分かったつもりでいるから何も変わらない。努力をするなら正しい努力をするべきだと思います。やったつもりの中途半端な努力は何も生み出さない。

チーム内でそのような状態を許しているから変化はない。他の者の甘さに気づいていながら許している状態。ダメなものはダメだときちんと伝えていくのが本当のチームメイトだと。本当に目指すものがあるなら出来ていない者に対して理解できるまでキツく話すべきです。私が言うだけでなく全体で同じ方向を向いていく必要がある。

3年生と一緒に練習できるのもあと2ヶ月。その間に3年生の取り組みのレベルを越えていかなければ来年勝負はできない。涙を流すのを分かっていて戦うほど無意味な事はない。各自が目指す場所があるならそこに到達するためにやるべきです。最初から諦めてやるならやらなくても同じ。そこをきちんと理解していかなければいけません。

文章にまとまりがないかもしれません。また書けたら書きます。
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