総体から丸一週間。あっという間です。中国まで残された時間はそれほど多くはありません。が、2週間あれば今のうちの選手なら別人のように変われると思っています。変わるためのきっかけさえあれば劇的な変化を示すだけの資質を持っている選手逹だと。
練習では短い距離をスピードを上げて走り、その後はマイルを意識した練習にしました。これに関しては総体の前からやりたかった内容です。人数的にマイルを走れる人間が7人いますから実戦的な練習ができます。足りない部分は更に男子の力を借りました。これにより質の高い練習になります。400mを女子で60秒を切るのは大変ですが、男子なら余裕で切ります。これを利用させてもらうことで中国レベルのスピードを体験できます。
その後耐乳酸トレーニングを実施。これまでは色々と「想い」を口にしていました。いつの間にかそれが当たり前になっていて、口にする事で自分達は他とは違う意識でやっているんだという気持ちになっていた部分があります。「rinaに負けないように走る」と宣言することで「自分は高い意識でやっている」という気持ちになっていたと思います。そこで満足してしまっている。
この数日間、これを意識的に話をしてきました。本人逹が理解できないならどれだけ練習しても絶対に強くなれるはずはありません。自己満足で終わっても意味がありませんからね。今日の練習では自分の事だけを考えて走るように指示を出しました。他の誰かを意識した練習ではなく自分自身だけに目を向ける。言葉で示すのではなく、何がなんでも勝ちたいという気持ちを走りで示すためです。気迫のある走り以外に「想い」は示せません。
練習の途中に本当に強くなりたいか?自分が周りを蹴落としてでも中国を走りたいか?を投げ掛けました。蹴落とすというと足を引っ張り合うというイメージがあるかもしれませんが、本当に戦うなら相手を押し退けてでも戦うという気迫が必要になります。目標が同じであれば互いに勝つために争う集団のほうが強くなるのは当たり前です。友達ごっこでは戦えないのです。
オープンで走らせた時に2年生のmikiと1年生のhatuがかなり接触しました。当たったというレベルではなく完全にぶつかった感じでした。よろけて倒れるかと思いましたが、どちらも全く譲らず走り続けました。互いに押し退けてでも前に行こうという姿勢がありました。何より大切な部分だと思いますね。強くなるために…という部分が表に出ていると感じました。求めていた本当の戦いです。
40秒走で後先を恐れず1年生のsakiが走りました。rinaは2本目でしたが200mまで逃げました。また、ここ最近練習で前を引っ張る事が出来なかった3年生が気迫を見せて前半から下級生をリードしました。気持ちが変われば全てが変わる。元々競技に対する意識レベルはかなり高いですから、何かきっかけがあれば必ず力が出せるようになると思います。それだけの資質はあります。
強くなることだけを考えて走る事が出来ればあと2週間で必ず強くなれると思います。遊びに行くわけではありません。まだ何も終わっていないのです。止まっている暇はない。今からが本当の戦いです。出来ることを全てやります。選手自身の想いが本物なら何かが変わるはずです。
久々に気迫溢れる走りを見た気がします。高めていきたいですね。
練習では短い距離をスピードを上げて走り、その後はマイルを意識した練習にしました。これに関しては総体の前からやりたかった内容です。人数的にマイルを走れる人間が7人いますから実戦的な練習ができます。足りない部分は更に男子の力を借りました。これにより質の高い練習になります。400mを女子で60秒を切るのは大変ですが、男子なら余裕で切ります。これを利用させてもらうことで中国レベルのスピードを体験できます。
その後耐乳酸トレーニングを実施。これまでは色々と「想い」を口にしていました。いつの間にかそれが当たり前になっていて、口にする事で自分達は他とは違う意識でやっているんだという気持ちになっていた部分があります。「rinaに負けないように走る」と宣言することで「自分は高い意識でやっている」という気持ちになっていたと思います。そこで満足してしまっている。
この数日間、これを意識的に話をしてきました。本人逹が理解できないならどれだけ練習しても絶対に強くなれるはずはありません。自己満足で終わっても意味がありませんからね。今日の練習では自分の事だけを考えて走るように指示を出しました。他の誰かを意識した練習ではなく自分自身だけに目を向ける。言葉で示すのではなく、何がなんでも勝ちたいという気持ちを走りで示すためです。気迫のある走り以外に「想い」は示せません。
練習の途中に本当に強くなりたいか?自分が周りを蹴落としてでも中国を走りたいか?を投げ掛けました。蹴落とすというと足を引っ張り合うというイメージがあるかもしれませんが、本当に戦うなら相手を押し退けてでも戦うという気迫が必要になります。目標が同じであれば互いに勝つために争う集団のほうが強くなるのは当たり前です。友達ごっこでは戦えないのです。
オープンで走らせた時に2年生のmikiと1年生のhatuがかなり接触しました。当たったというレベルではなく完全にぶつかった感じでした。よろけて倒れるかと思いましたが、どちらも全く譲らず走り続けました。互いに押し退けてでも前に行こうという姿勢がありました。何より大切な部分だと思いますね。強くなるために…という部分が表に出ていると感じました。求めていた本当の戦いです。
40秒走で後先を恐れず1年生のsakiが走りました。rinaは2本目でしたが200mまで逃げました。また、ここ最近練習で前を引っ張る事が出来なかった3年生が気迫を見せて前半から下級生をリードしました。気持ちが変われば全てが変わる。元々競技に対する意識レベルはかなり高いですから、何かきっかけがあれば必ず力が出せるようになると思います。それだけの資質はあります。
強くなることだけを考えて走る事が出来ればあと2週間で必ず強くなれると思います。遊びに行くわけではありません。まだ何も終わっていないのです。止まっている暇はない。今からが本当の戦いです。出来ることを全てやります。選手自身の想いが本物なら何かが変わるはずです。
久々に気迫溢れる走りを見た気がします。高めていきたいですね。