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「印象派とその時代」展 於:松岡美術館(都営三田線「白金台駅」徒歩6分)
松岡コレクションから印象派の作品を中心に選んだ展覧会。
一応、モネ・シスレー・ピサロ・ルノアールなど印象派の有名どころはそろっているのだが、全体的に地味でインパクトのある作品は少ない。
個別展示で目立つはずのピサロの「丸太作りの植木鉢と花」も照明が悪いせいか光って見にくい。
かえって別の部屋に展示してある、同時代に活躍したイギリスやフランスの画家の作品に魅力的なものがある。
C・E・ぺルジーニの「束の間の喜び」やJ・E・ミレイの「聖テレジアの少女時代」などである。
松岡美術館は程良い大きさで、彫刻・陶磁器・オリエント美術など他にも見ごたえのある作品がありお薦めの美術館。
ただ今回の特別展は、印象派にこだわる人にはちょっと物足りないかもしれないが。
(特別展は9月23日まで)
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