「2人の夫とわたしの事情」 シス・カンパニー公演 シアターコクーン
原作:ウィリアム・サマセット・モーム 演出・台本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
(ネタバレあります)
ヴィクトリア(松たか子)は戦争に行った夫ビル(段田安則)の戦死を知り、1年後夫の友人フレディ(渡辺徹)と結婚する。
ところが死んだはずの夫が突然帰ってきたために大騒ぎ。
ヴィクトリアにゾッコンの成金レスター・ペイトン(皆川猿時)も加わって・・・といういわゆるドタバタ喜劇。
受験英語に登場したサマセット・モームがこんなに楽しく、洒落た戯曲を書いていたなんてびっくり。
松たか子、段田安則、渡辺徹の息がぴったりで笑わせる。
前半一番奔放で生き生きと見えたヴィクトリアが、家を離れる最後は明るくおどけながらもどこかに空虚さを匂わせるのは、松たか子の演技力か。
ヴィクトリアの呪縛を解き放たれた男二人が、シャンペンで乾杯するラストが楽しい。
原作:ウィリアム・サマセット・モーム 演出・台本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
(ネタバレあります)
ヴィクトリア(松たか子)は戦争に行った夫ビル(段田安則)の戦死を知り、1年後夫の友人フレディ(渡辺徹)と結婚する。
ところが死んだはずの夫が突然帰ってきたために大騒ぎ。
ヴィクトリアにゾッコンの成金レスター・ペイトン(皆川猿時)も加わって・・・といういわゆるドタバタ喜劇。
受験英語に登場したサマセット・モームがこんなに楽しく、洒落た戯曲を書いていたなんてびっくり。
松たか子、段田安則、渡辺徹の息がぴったりで笑わせる。
前半一番奔放で生き生きと見えたヴィクトリアが、家を離れる最後は明るくおどけながらもどこかに空虚さを匂わせるのは、松たか子の演技力か。
ヴィクトリアの呪縛を解き放たれた男二人が、シャンペンで乾杯するラストが楽しい。