酢豚のひとりごと

楽しい芝居と映画探しつづけま~す!

決闘!高田馬場(No.2)

2006-03-25 23:39:38 | 演劇
3月20日にパルコ劇場で見て、今日はWOWOWの生中継を見ました。
市川染五郎の肩の力を抜いた演技や、おウメ婆さん役の市川萬次郎の目の演技は何度見ても楽しいですね。
しかし今日の中継で一番の熱演は、小野寺右京他三役の市川亀次郎。劇場で見たときは、印象が薄かったのに今日は最高でした。前説で三谷幸喜さんと歌舞伎の豆知識を話したせいで、気分がハイだったのでしょうか。
それに、じいさんかと思っていたら、パンフレットを見てびっくり。1975年生まれということは染五郎さんより若い30歳?? 見えな~い(失礼)
今日の中継で20日と違ったのは、染五郎さんが走るシーンで、前回は障害物の植木の真ん中を越えたのに今日は横をすり抜けたのと、人形劇で自分たちの歌の入ったCDのPRがあったこと。それにイナバウアーは、今日のほうが短かったかな。

決闘!高田馬場

2006-03-20 22:33:24 | 演劇
渋谷パルコ劇場・昼の部
開場より早めにパルコ劇場の9階へ。降りる人がいて、8階でエレベーターのドアが開いたら、目の前にあれれれ~三谷幸喜さんだぁ。無常にも閉まって9階へ。あわてて戻ったけどもう誰もいなかった(われながらミーハー)
芝居は、中山安兵衛が高田の馬場へ果し合いの助太刀に駆けつけるまでの話。歴史上のヒーローが、実際にはそれほどの人物ではなかったというひねりは、蜷川幸雄演出の「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」や野田秀樹演出の「贋作・罪と罰」などにも出てくるように珍しくはないが、とにかくテンポがよくて面白い芝居である。
市川染五郎はじめ歌舞伎役者はさすがに鍛えられ方が違う。せりふが聞き取りやすく、演技にゆとりがある。三谷芝居で多少羽目をはずすことが出来るのも楽しそう。染五郎の二役の演じ分けも見事。
今日はコクーン歌舞伎に出演中の中村勘三郎さんが、特別に助太刀の助太刀役で登場。会場は大喜び。勘三郎さんは、お客で来ていた宮藤官九郎さんに「脚本書いてよ」みたいな声までかけていた。
他には糸井重里さん林家正蔵さんに民放の男の局アナ(いつも見ているけど名前忘れた・ごめん)を見かけた。
ともかく三谷幸喜さんが、芝居でも映画でも人気がすごいのは、誰がみても面白くて楽しめる作品を作ってくれるからであろう。

さいたまゴールド・シアター(№2)

2006-03-15 15:02:05 | 演劇
蜷川オーディションが始まったんですね。
昨夜のNHKニュース、そして今朝の朝日新聞にも大きく取り上げていました。老後の生きがいの問題を考える上で、いい材料なのでしょう。

審査では、せりふつきの演技の課題があるみたいだけど、映像や写真で見る限り楽しそうにやってますよ。芝居経験のある人が多いのかな。
藤原竜也や小栗旬と共演希望のおばさん達も、負けないでがんばってね!

ナルニア国物語~第一章 ライオンと魔女~

2006-03-09 19:14:30 | 映画
衣装ダンスの扉を開けると...雪の世界に閉ざされたナルニア国・・・。
期待いっぱいで始まるんだけど、ディズニー映画らしいわくわくする楽しさ無いんだよね。映像の美しさでも、話の面白さでも、ハリーポッターのシリーズに遠く及ばない感じ。早熟なアメリカの学生には物足りない筋だろうし、幼児の見たがるかわいらしさもない。どんな層がターゲットなのか不思議??
「キネカ大森」で見たけど、3月6日封切り・1000円の割引日で、お客が27人というのは、いくらなんでも少な過ぎない。
でも、東京テアトルさん! 減益だからって「キネカ大森」閉鎖しないでね。
お隣のインド料理の「サクティ」とセットで、結構愛用しているんだから。

さいたまゴールド・シアター

2006-03-05 09:57:37 | 演劇
2・3日前の夕刊に面白い記事があった。
蜷川幸雄氏の主宰する高齢者劇団「さいたまゴールド・シアター」が、55歳以上の俳優を募集したところ、20人の公募に1266人(男368人・女898人)も希望者が集まったとのこと。
合格者は発声・ダンス・殺陣に日本舞踊まで練習するというのだが、中には80歳の人もいるというからびっくり。
日本人は人前に出ることが苦手だったはずなのに、いつのまにか気質が変ったの、それともカラオケで鍛えたせい?
オーディションでは、蜷川さんが一人一人会ってくれるというから魅力的。
でも蜷川さんに近づけば、藤原竜也や小栗旬と「共演」できると思って応募した、おばさんもいるのでは(笑)