酢豚のひとりごと

楽しい芝居と映画探しつづけま~す!

『ホロヴィッツとの対話』

2013-07-31 12:37:34 | 演劇
「ホロヴィッツとの対話」

4~5日前「第21回読売演劇大賞 中間選考会報告 上半期5部門ベスト5」が発表された。
期待通り『ホロヴィッツとの対話』は入っていたのだが、私が今年の男優賞は決まりとまで思ったホロヴィッツを演じた段田安則が入っていないのが意外。女優賞にホロヴィッツの妻を演じた高泉淳子が入っている。
高泉がいてこその段田であったのもわかるが、段田がいてこその高泉でもあっただけに本当に残念。


■作品賞(公演日順)
・『100万回生きたねこ』(ホリプロ、1月)
・『ホロヴィッツとの対話』(パルコ、2~3月)
・『国語の時間』(風琴工房、2月)
・『熊谷陣屋』(松竹、4月)
・『京鹿子娘二人道成寺』(松竹、5月)
■男優賞(50音順)
・市川海老蔵(『夏祭浪花鑑』『助六由縁江戸桜』)
・渋谷天外(『おやじの女』)
・平幹二朗(『テイキング サイド』『鹿鳴館』)
・水野龍司(『汚れた手』)
・森山未來(『100万回生きたねこ』)
■女優賞(50音順)
・朝海ひかる(『天翔ける風に』)
・明日海りお(『ベルサイユのばら−オスカルとアンドレ編−』)
・高泉淳子(『ホロヴィッツとの対話』)
・満島ひかり(『100万回生きたねこ』『いやむしろわすれて草』)
・渡辺えり(『根っこ』)
以下略

『ワイルド・スピード EURO MISSION』

2013-07-28 14:11:52 | 映画


「ワイルド・スピード EURO MISSION」

元気になるようにともらった映画「ワイルド・スピード」のチケットを使わせてもらった。

もともとカーマニアでないため今まで見たことがなかったが、このシリーズは人気があってもう6作目なんだそうである。

あらすじは世界を揺るがす犯罪集団にいる記憶を失った元仲間レティ(ミシェル・ロドリゲス)を奪還するため、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)など顔見知りの凄腕ドライバーたちが集結する。死闘を続けた末奪還には成功するのだが・・・。

筋はともかく、息をつかせず続くカーチェイスとアクションがもの凄い。
私には区別がつかなかったがアメリカ車・欧州車・日本車など世界のあらゆる車が登場している上に、奇抜な改造車も活躍する。

気分が滅入っている私にはいいストレス発散になった。
カーマニアやスピード狂にとっては外せない映画。ラストを見ると7作目もありそうだ。

『ツール・ド・フランス 2013』

2013-07-21 18:52:27 | スポーツ


「ツール・ド・フランス2013」

6月29日に始まったツール・ド・フランスも、もう終りです。今夜は無事にシャンゼリゼのゴールに帰るだけ。
実質は昨日で決着です。

今回は100回記念大会。スタート直後にはチームカーがゲートにぶつかりゴールを塞いでしまうという事故がおこりました。選手たちがゴールに迫って来るのに車は動けない。映画のシーンのようにはらはらしました。

波乱の大会になるのかと予感させましたが、総合をはじめ殆どの順位が早々と決まってしまい、結局は割合地味な大会になってしまいました。
記念大会を盛り上げたかった地元のフランスにとってはちょっと誤算だったかもしれません。

強かったのは昨年ウィギンスのアシスト役をつとめながら、総合2位だったイギリスのフルーム。スカイの強力なチーム力もあり、万全でした。余りに強すぎてドーピング疑惑などの嫌がらせを受けているようですが・・・。
かって活躍したコンタドールやアンディ・シュレックも今回は脇役で終わってしまい残念でした。


『激流~私を覚えてますか?~』

2013-07-12 21:39:49 | テレビ



今テレビドラマはNHKの「激流~私を覚えてますか?~」を見ています。

京都での修学旅行で6人の班別の自由行動中、小野寺冬葉がバスから忽然と姿を消し、そして結局戻ってこなかった。
20年の時が過ぎ、残りの5人は35歳となっていた。そんなある日「わたしを憶えていますか? 冬葉」とのメールがメールが届いた。冬葉は生きているのか? メンバーは再び連絡を取り合い集結するのだが・・・。

今だんだん面白くなってきたところである。

ところでぼんやりラストの出演者を見ていたら、どこかで記憶にある「下宮里穂子」の名前が・・・。しばらく考えて思い出した。6年ぐらい前、下北沢のスズナリで長塚圭史作・演出の舞台「少女とガソリン」にアイドル歌手役で出ていた女の子。
当時はまだ高校生ぐらいだったと思うが、今も活躍しているんだとうれしくなった。
編集部員役とのことなので、次回はしっかり注意して見たい。

読書三昧(25年6月)

2013-07-03 00:07:49 | BOOK


今日も病院。点滴を受けている人は一杯いるのだけど、後から来た人が短い時間で終り、どんどん帰っていく。放課後に残された生徒の気分。病気のステージが高いから仕方がないと思いながら落ち込む。

6月に読んだ本
遠藤武文『プリズン・トリック』
小泉喜美子『弁護側の証人』
百田尚樹『夢を売る男』
桐野夏生『ハピネス』
高浜虚子『虚子俳話』

遠藤武文『プリズン・トリック』
第55回江戸川乱歩賞受賞作。刑務所の中の殺人事件がテーマ。登場人物が多くて頭が混乱。登場人物の一覧をつけて欲しい作品。結末のどんでん返しは面白いのだが、では前のあの部分は何だったのと疑問も??

小泉喜美子『弁護側の証人』
アガサ・クリスティ『検察側の証人』を意識した小説であろうか。10年以上前に芝居で見た『検察側の証人』も面白かったが、この小説も中々面白い。私も作者の術中に完全にはまってしまった。
作者は1985年酒に酔って事故死したとのこと。もう少し作品を読みたかったと思わせる作家である。