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「鈴木先生」
監督:河合勇人 脚本:古沢良太 原作:武富健治
出演:長谷川博己・臼田あさ美・土屋太鳳・風間俊介・田畑智子・斉木しげる・でんでん・富田靖子
テレビ東京のドラマで視聴率が2%台と低迷したが、内容が評価され第49回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞受賞(2012年)など受賞が続き映画化になった。
上映館が少ないので、入場料収入はあまり期待できそうにはないが。
国語担当の鈴木先生(長谷川博己)は真面目に中学生に向き合ういい先生だが、ただ、一人の女子生徒(土屋太鳳)に深い関係を迫る妄想癖があった。このギャップがこの映画の面白さだが、すでにテレビで見尽くしているので、意外性はない。
また学校内で凶器を持って暴れる卒業生が NHKドラマ「純と愛」の風間俊介。脳内変換が上手くいかずちょっととまどう。
人間には拘束ばかりでなく、逃げ場も必要だというのが作品のテーマのようだが、これもインパクト不足。
見所に欠ける点は否めないが、「セカンドバージン」「家政婦のミタ」「八重の桜」など、のりに乗っている長谷川博己の新しいキャラクターとして素直に楽しめばいいのかもしれない。