酢豚のひとりごと

楽しい芝居と映画探しつづけま~す!

『ビッグ・フイッシュ』

2017-02-27 12:24:39 | 演劇



「ビッグ・フイッシュ」   日生劇場

演出:白井晃
出演:川平慈英・浦井健治・りょうた・霧矢大夢・赤根那奈・藤井隆・鈴木蘭々・ROLLY他

ティム・バートンの映画にもなった『ビッグ・フィッシュ』と同じ脚本をミュージカル化したもの。
古い良き時代のアメリカの父と息子の愛情物語。本当の愛が父の死ではじめて息子に伝わるのが悲しいが、全体のトーンは前向きで明るい。

演出の白井晃の好きな祝祭的の場面が随所に出てくる。ただ背景となる美術や映像が水仙の咲く場面を除き、モノトーンで寂しげなのは意図的なものか。もっと大胆な明るさのある方が雰囲気を盛り上げそうに思うのだが。

川平慈英が年齢(50歳だそう)を感じさせないパワーで舞台を引っ張り、脇役たちの歌や踊りも魅力的。生演奏であるのも大きなプラスになっている。
ただ息子役の浦井健治は意外に出番が少なくフアンには物足りないかもしれない。

公演は明日2月28日「火」まで

『足跡姫 時代錯誤冬幽霊』

2017-02-23 19:58:05 | 演劇



NODA・MAP第21回公演 『足跡姫 時代錯誤冬幽霊』 (於)東京芸術劇場 プレイハウス

作・演出:野田秀樹 、出演:宮沢りえ・妻夫木聡・古田新太・佐藤隆太・鈴木杏・池谷のぶえ・中村扇雀・野田秀樹

私が芝居で過去最高に笑ったのは、野田秀樹と中村勘三郎が出た『表に出ろいっ!』。もう7年位前の舞台である。
二人の本当に楽しそうなセリフのやりとりが今でも心に残る。今回の舞台は死んでしまった勘三郎へのオマージュの意味合いもあるという。

間違いなく野田さんの芝居ではあるのだけれど、残念なことに得意の言葉遊びにいつもの切れ味がない。筋も由井正雪を登場させたり苦労のあとも見えるのだが、全体にどこか二番煎じ。理が勝ち過ぎていて、見ていてくたびれる。宮沢りえや妻夫木聡や鈴木杏など役者も揃っているだけに、不満は大きい。
カテコがスタンディングにならなかったのも、またいつもの溢れるような熱気ある客の入りにならなかったのもその証しかもしれない。

ただ中村勘三郎のオマージュとして見ていた人も多く、客席からの拍手の雰囲気はあたたかかったが。

芝居を見たあと野田秀樹の脚本『足跡姫』を読んだ。舞台ではマイペースでひょうひょうと演じていたかのように見えた古田新太が、脚本の人物を一番ぴったりと捉えているように感じられた。
堀尾幸夫の舞台美術が美しい。

公演は3月12日(日)まで。

『菜の花』

2017-02-15 17:54:10 | お花



綱島に行って来ました。お目当ては鶴見川の土手の菜の花。きれいに咲いていました。
堤に座り、小さい子供たちの遊ぶのを見ながら、しばらくのんびりしました。




昼食は帰り道の『アデリータ』でホワイトソーススパゲティのランチセット。クリームが飽きない味で、おいしくいただきました。
ネットで見るとこの店は、俳優の谷原章介が高校時代通ったことで結構有名なのだそうです。


『大倉山梅林』

2017-02-12 19:38:10 | お花



「大倉山梅林」に行って来ました。今年も行けたことだけでうれしい。

まだ満開一歩手前。来週の2月18日(土)・19日(日)「大倉山観梅会」が、ちょうどいいタイミングかもしれません。




しだれ梅はいい時期でした。

遅い昼食は大倉山駅前の「ポン吉」でお好み焼きを食べましたが、写真とるのを忘れました。

『京浜伏見稲荷神社』

2017-02-03 17:08:35 | その他



最近は神さま、仏さま、キリストさまと無節操にお願いばかりですが、今日はちょっと足を伸ばして、新丸子の「京浜伏見稲荷神社」へお詣り。

ちょうど節分祭でその一部始終も見てきました。神殿で新年の祈祷と同じようにお祓いや玉串奉納などがあり、神事が終わったら正面に出てきて一番前に4人の神官、うしろにお参りの人が並び一斉に豆まき。撒く人だけなのでちよつとさびしい感じも。

写真に有るキツネの像は108体もあるのだとか。




昼食は帰り道の「ukyo(うきょう)」で。「玉葱とベーコンのトマトソースパスタ」 かなり甘口で私向き。