歩くだけで痛かった恥骨痛

メールで「恥骨が痛すぎて歩くのも大変」という方からご予約をいただきました。
当日は、旦那さんが２歳のお子さんと０歳の赤ちゃんを車に乗せて送ってくださって。
起きてたら駐車場に停めて、、、という予定だったのですが、上のお子さんが寝ちゃったとかで、そのまま車でドライブ(笑)。



当のお客様の症状は、片足立ちで何かをする(靴下を履く、抱っこしてるときに足先でなにかを拾う)と恥骨が痛い、とおっしゃっていました。
単純に立ったまま体を反らすだけでも痛いのがわかりました。
試しに座って反らしてもらうと、もっと痛かったです(苦笑)。

整形外科も受診されていて、レントゲン上では恥骨が乖離してることもなく「産後だから仕方ないかなあ」という先生の言葉だったそうなのです。
こうやって病院で診てもらうことは大切ですよね。
骨になにかあるのに、力任せの治療とかを受けてしまうと大変なことになりますし、内蔵の病気が潜んでいる可能性もありますのでね。


さて。簡単に考えたら、お医者さんが「恥骨(ち「骨」)には異常がない」と言ってるわけなので、恥骨という「骨」のことは忘れて施術を組み立てればいいわけです。異常がないところをいじくりまわしても仕方ありませんしー。
(ちなみに、他の治療院で施術してもらったときは、あとで余計に痛くなった、とおっしゃっておられましたが・・・)


そんなこんなで見ていくと、お腹にあります！カチーンとしたカタマリがいくつも。。。

これをほぐしていくと、試しにやってもらった「仰向けのままで両足をそろえて宙に浮かせる」ということさえ、恥骨が痛くなくできるようになってましたよ。
「こんなこと、しようと思わないほど痛かったのにー」とおっしゃっておられました。

もちろん、座って反らせてもオッケー。
立った状態で片足をあげるときにまだ少しあるかなー、と言う感じだったのでそれも立ったまま施術をしていってオッケー。
片足あげのときも、膝から下を伸ばしているか垂らしているかで痛みも変わる感じ。それをヒントにまたやっていきます。


痛みは予想よりも早く終わった感じで。でもお子さんも小さいし、と終了したら、なんと旦那さんはお家に帰られていました。お子さんの状況などを見ながら最善の選択をしてくれたんでしょうね。


なので受付でお茶を出しながら世間話をしつつまったりと(笑)旦那さんが再び現れてくれるのを待っておりましたよ。



もう症状がでないと良いですね！。

今日もありがとう。