過去に動けないくらいの激痛で病院にいくと、椎間板が潰れて骨と骨が当たって痛いんだ、と診断されたことのある妊婦さん。
坐骨神経痛っぽいんです・・・とご予約をくださいました。
6年くらいまえ、とのことです。
で、今回は一ヶ月くらいまえから。
なかなか痛みがひかなくて、と。
腰と腿に痛み。腰が痛くなくても足にじーんとした重みがあるようです。
その6年前のこともあるし・・・ということもあったのでしょうけど。
でも、でも、この数年は痛みが出たりでなかったり、ということだったので、そっちは大丈夫でしょうとお伝えしておきました。
そう考えないと、「痛みが出ないときは椎間板が復活したとき」ってことになっちゃいますよね?
この方の場合は当時のMRIで隙間が潰れてなくなっているのがハッキリ写ってたらしいのですが(そして、それは元には戻らないと言われたらしいのですが)じゃあ、この数年、痛くないときもあったのはなんでだ?っていう説明ができなくなっちゃいます。
当時はそれが原因だったかも知れないけど、今はわかんないですよね。痛くないときがあるんですから^^
椎間板が復活してきたのか、復活してなくても痛くない、それは原因じゃなかった、という可能性なのか。もっと別の要因で痛くないときがあるのか。
僕は思うんですが、施術家は「お客さんには、痛くないときがある」という事実をもっと真摯に受け止めたほうがいいんじゃないか、と。
「これが原因だ」と決めたときに、「痛くないときの説明にもなってるか」という視点がね、あまりないというか。
さて。この方は
膝を床に垂直に折ったままで腿を持ち上げてもらうと、痛みはでません。
上半身を捻っても前屈後屈でも痛みはなく、座った状態で右のお尻に体重を乗せると少しは痛みを感じる。
こんなことがわかりました。
それらを「仮に」こんな風に「まとめて」みます。
上半身の動きにはあまり左右されていないことが推測されます。
上半身には腰も含まれていますが、腰の痛みを引き出せない。
捻りも前後屈も、背骨(椎骨や骨盤など)は「動いています」が痛みは発現しない。
座った状態で腿をあげても痛みはでない。
座った状態で膝から先を伸ばすときに痛みがでる。
じゃあ、この人の腰や腿の痛みは、「どういうとき」に痛みがでているか、というのがだいぶ絞られてきますよね。
背骨の動き、腰の動きに、「腰痛は左右されていない」けど、「こういうときにははっきりと痛いと感じるんだな」と見て取れます。
「どういうときに痛い?」
「こういうとき(だけ)痛い」
がわかれば、
「どこが疑わしいかが推測できる」
こういう論法です。
この方の場合は、どうも「椎間板がなくなって骨と骨が当たっているから」痛いようには見えないんですよね(苦笑)。
そう思いませんか?
実際の施術では、ここはどう?こうしたら痛い?とかお聞きしながら施術をしていき。
最後には「魔法みたい」とおっしゃっていただきました。
(でも、すでに一時間を超え、額に汗をにじませながら施術しているんだから、魔法みたいじゃないですよね。爆。もっと地道な施術です。笑)
今日もありがとう。
坐骨神経痛っぽいんです・・・とご予約をくださいました。
6年くらいまえ、とのことです。
で、今回は一ヶ月くらいまえから。
なかなか痛みがひかなくて、と。
腰と腿に痛み。腰が痛くなくても足にじーんとした重みがあるようです。
その6年前のこともあるし・・・ということもあったのでしょうけど。
でも、でも、この数年は痛みが出たりでなかったり、ということだったので、そっちは大丈夫でしょうとお伝えしておきました。
そう考えないと、「痛みが出ないときは椎間板が復活したとき」ってことになっちゃいますよね?
この方の場合は当時のMRIで隙間が潰れてなくなっているのがハッキリ写ってたらしいのですが(そして、それは元には戻らないと言われたらしいのですが)じゃあ、この数年、痛くないときもあったのはなんでだ?っていう説明ができなくなっちゃいます。
当時はそれが原因だったかも知れないけど、今はわかんないですよね。痛くないときがあるんですから^^
椎間板が復活してきたのか、復活してなくても痛くない、それは原因じゃなかった、という可能性なのか。もっと別の要因で痛くないときがあるのか。
僕は思うんですが、施術家は「お客さんには、痛くないときがある」という事実をもっと真摯に受け止めたほうがいいんじゃないか、と。
「これが原因だ」と決めたときに、「痛くないときの説明にもなってるか」という視点がね、あまりないというか。
さて。この方は
膝を床に垂直に折ったままで腿を持ち上げてもらうと、痛みはでません。
上半身を捻っても前屈後屈でも痛みはなく、座った状態で右のお尻に体重を乗せると少しは痛みを感じる。
こんなことがわかりました。
それらを「仮に」こんな風に「まとめて」みます。
上半身の動きにはあまり左右されていないことが推測されます。
上半身には腰も含まれていますが、腰の痛みを引き出せない。
捻りも前後屈も、背骨(椎骨や骨盤など)は「動いています」が痛みは発現しない。
座った状態で腿をあげても痛みはでない。
座った状態で膝から先を伸ばすときに痛みがでる。
じゃあ、この人の腰や腿の痛みは、「どういうとき」に痛みがでているか、というのがだいぶ絞られてきますよね。
背骨の動き、腰の動きに、「腰痛は左右されていない」けど、「こういうときにははっきりと痛いと感じるんだな」と見て取れます。
「どういうときに痛い?」
「こういうとき(だけ)痛い」
がわかれば、
「どこが疑わしいかが推測できる」
こういう論法です。
この方の場合は、どうも「椎間板がなくなって骨と骨が当たっているから」痛いようには見えないんですよね(苦笑)。
そう思いませんか?
実際の施術では、ここはどう?こうしたら痛い?とかお聞きしながら施術をしていき。
最後には「魔法みたい」とおっしゃっていただきました。
(でも、すでに一時間を超え、額に汗をにじませながら施術しているんだから、魔法みたいじゃないですよね。爆。もっと地道な施術です。笑)
今日もありがとう。
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