骨盤矯正はなんのために

明日日曜日は臨時休業させていただきます。

あるとき骨盤矯正のリクエストをいただきまして。
お聞きしたら、腰痛があるんだそうです。

骨盤が歪んでる、という自覚があるんですか？と質問させていただくと
「どっちかの腰をくいっとあげると腰痛がラクになるのでこれは歪んでいるのかな、と思いました」ということでした。
なるほどな～と感心してしまいました。

さて。ここでもう一度確認です。

ということは、骨盤矯正をして腰痛が残ってるよりは、骨盤は矯正しないけど腰痛が直ったほうがマシ、ということですか？って。

イエスだったので、まず腰痛が軽くなるようにやっていきますね、と施術を進めさせていただきました。

かいつう館では、手段はともかく、目的を見失わないようにしたいと思っています。
「腰痛を治したいんだけど原因は骨盤の歪みだろうから骨盤矯正をしてください」という方がおられたとして、その後半部分だけをお聞きして施術をしたら、

「はい、骨盤矯正しときましたー」
「え？でもまだ腰は痛いんですけど？」
「は？あなた、骨盤矯正してくれ、っておっしゃったのでそうさせてもらったんですけど？」
みたいなことになりかねません(実際はそんなことはないでしょうけど。笑)

骨盤矯正そのものをしてほしい、のか、腰痛がとれたらいいな、と思っていらっしゃるのか、僕はそこは分けて考えているのです。
骨盤矯正はするけど、腰痛は残ったままでもいい？
骨盤矯正はしないけど、腰痛は軽くなっているほうがいい？
とまで聞くことがあります。

骨盤矯正も本来は、目的を達成するための手段だと思うんですね。
骨盤矯正を受けることそのものが目的だ、という人は少ないんじゃないかな、と思います。
もし、目的達成のための手段として骨盤矯正が？であれば、より目的を達成しやすいものを提供してあげないと、と考えるのです。
お客様のリクエストと骨盤矯正で達成できるものがマッチしてたらそれはそれでいいんでしょうけどね～。


今日もありがとう。