腰痛・坐骨神経痛

２９日と３０日は整体セミナーを開催しているため、施術のほうはお休みをさせていただいています。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

看護師さんだった人に「なぜ腰痛・坐骨神経痛なのに、そんなとこをしているんですか？」と聞かれてしまいました＾＾
例のごとく、お腹とか、うち腿とか・・・

こういう質問、嬉しいです。話が広がりますから(＾＾)

その方は、低いイスに座るとき、そこから立ち上がるとき、それらの瞬間が痛いとおっしゃってたんです。
要はお仕事のときですから、毎日、毎回それがあるわけですよね。それはツライと思います。

で、お客さんに頭のなかでそのシーンを再現してもらいます。

「・・・そのとき、腰ってそんなに使ってますか？」って聞いてみます(笑)。

腰(背面全体)ってそんなに極端に動いたりしてないですよね？座るときや立つときって。
あるいは、座る瞬間って腰に力を入れてますか？と。

「痛いッ」と思った瞬間にほとんど動いていない、ほとんど力を入れていない場所に原因があると考えるよりは、「痛いッ」と思った瞬間に大きく動いているとか、ぎゅううと力を入れているとか、そういうところのほうが疑わしいでしょ？

そういう考え方をお話させていただいたりしてます。

また面白かったのはほとんどの痛みが取れて最後に座って体を捻ると「腰はOKだけど、腿に少し痛みがある」とのことだったんです。


たまたまなのですが、お客さんがもぞもぞしてて位置を変えたんですね。何度か捻ってもらってるうちに。ベッドに浅く腰をかけたんです。それでやってもらうと腿の痛みが楽になります。



冗談みたいな話ですが、腿とベッドの接地面積が違う、ということに僕は気がつきました(笑)。
「痛いという時にベッドに触れている腿の面積をゆるめてみたら」深く腰をかけたままでも、その痛みは消えていました。



今までの検査のように
「痛い原因を探す」だけではなく
「痛くない原因(という言葉は変ですが)」も探して
その価値を同列に扱うと話は一気に進展します。こんなふうにちょっと突飛なところに辿りついてしまうことがありますが(苦笑)


通いたくないのでかいつう館を選びました、と言ってくださったお客さんに大いに喜んでいただけて僕も嬉しかったです♪

今日もありがとう。