４０～６０肩

難波のほうから、奥様のご紹介で旦那さまが来てくださいました。
ご本人さんは６０歳台だそうですが、６０肩って聞いたことがないから、４０肩？五十肩？っておっしゃってました(笑)。

十年前に反対の肩の５０肩をやっていて、１０軒以上治療院を回ったけど、変わらなかったとのこと。でも、、、自然と治っていたようです。

で、今回は一回では治らないと思っていた奥様の膝痛が良くなったそうで、肩を傷めて２ヶ月くらいで旦那さんが来て下ったのです。

ありがたいことです～。

肩の痛み方は。

下着を脱ぐときに肩が痛い。実際にやってもらうとシャツを脱ぐ動作のときでした。
前から腕をクロスさせていって、頭の上にあげていく動作ですね。

これと手を後ろに回す動作のとき。

まったく後ろに回らないわけじゃないんです。

後ろに回すのも痛いけど、(背中を掻くように)そこから背中の上のほうにあげようとするとほとんど挙がらずに痛みがきつくなる。

で、今回はこれについて書きますね。

身体の後ろに手をもっていく。
そこから折り曲げて背中のほうに手をあげていく。
これができない。

「できなく」なったのは、腕を折り曲げてあげていく行為です。

つまり、身体の後ろで腕を肘のところで曲げるのは痛くてできない。

もう一回、書きますね。

後ろにもっていくだけは、痛い、けど、できる。
そこから、肘のところで折って曲げていくのは、できない。

お客さんの身体の正面で、真横で観察していると、上記のことが「見て」とれます。

じゃあ、、、

身体の後ろで肘を曲げるときに、身体のどの部分が(肘を曲げる前と比べて)動いたか、使ったか。
その変化したところに、なにかありそうだな、、、と考えていくんです。

「他には変化した部位はない←観察してて、なければ、ですよ？」
「こことここは今、変化した」
「こことここが変化したときだけ、痛みが強くなる」
それなら、「ここと、ここなのかも」っていう、、、「見たまま」が動作分析整体法です。

だから、うちのお客さんはよく知っておられると思うのですが、、、

何度も同じことをやってもらいます。特に改善がなかなか、ってときには。
それは、僕がまだ見落としてるか、見えてるのに意味に気づけてないなにかがあるのかも、と思っているからです。
だから、、、、、、、、、協力してくださいね(笑)。


このあと、シャツを脱ぐ動作、後ろにひく動作をやってもらって、「だいぶ、良くなった」というところで終了させていただきました。

今日もありがとう。