とある産後のママさん。
二人目も考えているので、腰痛の予防と身体の歪みを直しておきたいな、ということでのご来店です。
僕は歪みを気にされる方には必ず
「なんで、歪みに気がついたんですか?」とお聞きしています。
自覚はないけど他の人から指摘された、とか痛いから歪んでいるに違いない、とか、歪みを気にされる理由って人それぞれなので。
痛いのなら歪みどうこうよりも痛みがなくなるように施術するのが優先ですしね。
このママさんは
産後になってリュックを背負ったときに、左だけリュックの紐がずり落ちるので。とのこと。
もしかして、歪みを直そうと意識したり努力してたりします?
続けてお聞きしてみました。
そこ、僕は気になるんです。
たとえば、左肩が下がってる、として、左肩をあげるようなことを心掛けていると、「なんで左肩が下がっているのか?」という理由が置いてきぼりになります。
もしかしたら、左肩を挙げないほうがいい理由があるのかも知れないんです。
で、もうひとつ。
「もしかしたら右肩が挙がってる」のかも知れないんですよ(苦笑)。
そうだとしたら、左肩を挙げるんじゃなくて、右肩を下げる意識や努力がふさわしいのかも知れませんよね?(もちろん、右肩が挙がってるんだとしたら、その理由があるはずなので、そのテの意識や努力はやめてほしいというのが僕の本音ですが。笑)
あれこれ、あれこれ施術して、最後に肩の感じをお聞きすると!!!
「右肩がすとん、と下がったような気がします♪」
見た目にもいい感じになってました(^^)
左肩、挙げなくても良かったんですよね^^
僕は、【左肩を挙げよう】とか【右肩を下げよう】とか考えてません。【歪みを治そう】とも。
いつもどおりに全身、触れていきます。
なんとな~~く、整ってくると、「歪んで『居たい』」という理由も薄れてくるので肩の高さも揃ってくるのかも知れません。
歪みを治すんじゃなくて、
整えてあげる。
もっというと
「歪んでたほうが身体は楽なのよ」
という状態から
「ふつうにしててももう楽だわ」
にするだけ。
どっちにしても
身体は「その人が楽な状態」にしてくれてるだけ。
そこに【無意味な歪み】はないんです。
今日もありがとう。
ネット予約も可能です^^