ぎっくり腰のあと、、、
「背中が張って張って・・・」とお客さま。
座ってると楽とのことで座ったままで施術をさせていただきました。結局、一時間まるまる座ったままでした^^;
施術のあと、立って確認すると
「かなり楽ですが、背中が前に倒れまいと頑張ってる感じがあります」とのこと。
前に倒れていこうとするのを背中が後ろに引き戻してくれてる感覚がするんだそうです。
そこで、僕なりにかんがえてみました。
背中が張ってるんだから、「背中を張らせている誰か」がいるんだよね、って。
背中をほぐすんじゃなくて、「背中を張らせている誰かさんにそれを止めてもらえばいいんだよね」って。
この方は感覚がシャープなのか「前に倒れまいと」背中が張ってる感じがするとのことでした。
前に「倒れようとする」→「倒れまいとする」→倒れまいとして背中が張る、のであれば、
前に倒れようとする力がなくなれば、「倒れようとしなくなる」→倒れる力に対抗する必要がなくなる、ので背中が張らなくなる。はずです。
背中が張るのであれば、張らざるを得ない理由があるんじゃないか。
張っていないとどうにかなってしまうから張ってくれてるんじゃないか。
張らなくてもどうにもならないのであれば、張る理由がなくなって張らなくなるんじゃないか。
お腹のかなり深いところをほぐしてみると、せすじがスッと伸びて「まっすぐ立てますー」と喜んでくださいました^^
きっと、誰にもわかる理由がそこにあるはず。
悪くなろうとしてるんじゃなくて、ギリギリのところででも生きていけるようにバランスを取ろうとしてくれてるんだと僕は思います。
このとき、もし背中をほぐしていたら???
背中の抵抗がなくなって、もっと前に倒れていくかもしれません。
これがもしかしたら
「施術を受けたあとに立てなくなってしまった」現象かも知れません。
後ろに戻す力を緩めちゃったわけですから^^;
背中が張る人は、お腹をほぐすほうがすっと立ちやすくなると僕は思うんです(^^)
今日もありがとう。
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