正座をすると仙骨(尾骨という意味だったのかも)に体重が掛かるからか痛いんです、というお客さま。
お客さまの認識では正座をして仙骨あたり(尾骨あたり?)に体重がのっかると痛いんです、ということみたいです。
で、お客さまには申し訳なかったのですが、「さらに」仙骨あたりに体重がのるように腰の位置をずらして正座してもらいました。
すると、痛みは緩和しちゃうんですね。
ためしにと仙骨あたりを触ってみてもまったく痛がりません。
正座だから?と思ってベッドに腰掛けてもらっても確認しました。
背すじを伸ばしてすわると仙骨あたりに痛みがあって(お尻は浮き気味)
腰を丸めて座ると痛みが消える(お尻はべったりとイスに接地)
仙骨を探っても痛みを感じない。
仙骨あたりに体重を乗せても痛みがでない。
あとお客さまがおっしゃった言葉で「残っている」キーワードは
「正座をすると」です。
単純に考えると
「正座をすると」という行為と「痛み」がリンクしてるんだな、ということになります。
お客さまの「感覚」を信頼するなら
「正座をすると」本当は「どこに体重が掛かって」るんだろう、
ということです。
仙骨に負荷をかけても痛みはでなかったんだから、別のところに本当は体重が掛かってて、そのときに仙骨あたりが痛いんじゃないか、ということです。
痛いという場所をいったんは横に置いて
「なにを」したら痛いのか、
そのときは「どこに」なにが起こっているときか
がわかればポイントがわかってしまいます。
「こうしたら痛い」の「痛い」ほうを診るんじゃなくて
「こうしたら痛い」の「こうしたら」のほうを観るとあっけなくわかる、そんな感じです(^^)
今までどこに行ってもなかなか改善しなかった方、
もしかしたら、たったこれだけのことかも知れませんよ(^^)
今日もありがとう。
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