尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

腰痛は、部分ではなく「動き」で

2012-02-23 07:00:00 | 健康 整体
少し前に仕事の絡みで腰が痛くなった、という男性の方。
ちょっと油断してたら、また腰に来たようなんです、普段は痛くないんですがね~、とニコニコしながら入ってこられました。

全身の施術をして、どういうときに痛いのかをお聞きして、それを取っていって。
その上で実際に動いてもらうと、
「これぐらいならだいぶ楽ですわ~」とのこと。

「これぐらい」なら、とか「楽」とかいうのは、まだなにかあるんですよね(苦笑)。

で、残ってるのはなにか?とお聞きすると、「首を下に向けると腰にまだ痛みを感じるんです」と教えてくれました。
ここは素直に行きます。
それが偶然だ、とか言ってたらなにも解決できません(苦笑)。

首を下に向けたら腰が痛い、のであれば、首を下に向けること自体がこの方の場合においてリンクしてる、というのが素直な見方です。常識とは違うかも知れませんけどね。
特にこの方の場合は、上半身を前に曲げても腰にはなんともないんです。背すじを伸ばして、首だけを下に向けると、腰に痛みが残ってるんです。このとき、腰椎が、とか骨盤が、とか、「素直」に考えたら関係なさそうですよね?

なので、首や鎖骨の内側や脇の下など、僕としては首に関係してると思えるころをやってみたら、、、
「おお~。これはすごい」ととても喜んでいただきました。腰に対する不安がキレイさっぱり、という状態になったそうです。

意外なところ、ではありますが、「お客さんが教えてくれたヒント」は近道なんですよ、本当に。腰だ首だ、と区分してるのは、後付の知識です。体はひとつ。そう考えたら実は意外でもなんでもないのかも知れませんね。えっ?首で腰痛が?と驚いちゃいますけど、見方はひとつじゃないんです。たとえば、体の「裏側」と「表側」という見方だってないわけじゃありません。これでいくと、首の後ろと背中と腰と臀部は「ひとつ」の「部位」になります。また、人体を円柱ととらえたら、今度は裏と表もなくなっちゃいます。どこまで「視点」を広げられるか、というのも整体のポイントになりますね。

さあ、終わろうかな、と思って最後に確認したら
「もう痛くはないです」とのお言葉。痛く「は」ない?まだ、何か?とお聞きしたら、腰やお尻に筋肉疲労の感触が、って。
なので、しつこくお腹を触ったらこれも消えました。
時間があったから出来たんですが。筋肉が疲労してると、それだけ筋肉のキャパが少なくなってる状態だと考えることができるんです。余力が少ないと、今度、負荷をかけたときに、また悲鳴をあげる可能性がある、ってことなんですね。これは固くなってるところを柔らかくしてあげたらある程度はキャパを戻すことができるみたいですよ。

僕も時間がなかったらどこまで出来るのか、わからないのですが、可能な限り、症状を少なくしてあげたいな、と思うのはそれだけ再発する可能性を減らせるんじゃないか、って考えてるからでもあるんです(これはホント、時間との勝負ですけどね)。

今日もありがとう。

26日、日曜日はセミナ-のため、お休みをいただきます。
コメント
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