尼崎の整体院です|「かいつう館の日々是整体」 腰痛など慢性の痛みは当院にお任せください^^

尼崎・武庫之荘の整体院です。腰痛・股関節・膝痛、首痛や頭痛など大得意。回数券を必要としない、通えない方のための整体です

その姿勢が、その姿勢であるのは

2011-03-08 15:04:44 | 健康 整体
ただいま帰省中で明日北海道の大学に帰る、という方が2ヶ月間治らないままという腰痛で来てくださいました。

30分も座ってると腰が痛くて授業も受けていられない、また力を使うことも多いので辛いのだ、ということで。

このお客さんは、仰向けで足をあげてもらう動作をしてもらうと、数センチあげるだけで「腰が限界」という感じだったのですが、丁寧にお腹の施術をするとすっと足があがるようになりました。他にもいろいろやって、たぶん大丈夫でしょう。
この腰痛の話を書こうか、このお客さんにお聞きした「シビレ」の仮説を書こうか迷ったんですが、別の話にします(笑)。


それは、姿勢を良くするタンクトップみたいなのをつけてみたこともあるけど、苦しくてやってられない、やめちゃった、というようなこと。


苦しいことにはムリがある
それはそうだと思うんです。
姿勢が崩れるのは、だいたいにおいて「まっすぐよりも崩れているほうが楽」だから。
崩れているほうが楽なのにまっすぐにするのは辛いのは当然で。まっすぐが楽なら言われなくてもそうしてるんだから(笑)。
だから、「そういう外からの力での矯正」は苦しいだけなんですね。
苦しいほうへ身体をもっていかせようとしてるんだから。
苦しいから続かないんです。
やめるとまた楽なほうへ戻るでしょ?

猫背もそうですが、姿勢が崩れるというのは、前後(左右)のバランスが「違っている」ことから起こるんです。
違っているところを改善せずに「外からの力で矯正」するのは、そりゃ単なる「強制」です(笑)。


まっすぐにならないにもちゃんと理由があります
たとえば、ビールケースを持ち上げているとします。
ガニマタになり、肘をはり、腰を落として背中を丸める・・・
こういう人が目の前にいたとして、
「それじゃ背中が曲がっているから良くないよ、背中をシャンと伸ばしなさいよ」
・・・・といっているようなもの。
いやいや、重いものを持ってるから仕方ないでしょっ、て話です。
重いものを持ち上げてるときは、「これ」でいいんです、って話ですよね。
この荷物を降ろさしてあげたら背中は伸ばしやすいんです。
ただ、この荷物が目に見えないだけで、って。


身体はある状態を表現してるだけ
実際に荷物はもってないんですよ。もってないんだけど、持ってる状態になってるのね。
だから、身体が持ってる状態になってて、それゆえにまっすぐは辛い。当然なんです。
ビールケースもったまま背すじを伸ばすのなんてしんどいしんどい・・・。
身体を触ってみると、「確かに」荷物もつときは「ここ」に力入ってるもんな、というところが硬くなっていたりします。
その硬くなってるところを丁寧にゆるめていってあげると、身体は「荷物をもってる状態」から解放されていきます。
当たり前のように、身体は軽くなります(笑)。ビールケースはもう、持ってないんですもんね。
力が要らないので、身体も柔らかくなります。

と、こういうことを僕らはやっていくんです。
結果がでると不思議がられることもありますが、実はこんな平易な言葉で語れるようなことしかしてないんですよ(てへ)。

今日もありがとう。
コメント
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