寝違えと身体の歪みと

もう何年ぶりかで、朝の１０時から整体をしてしまいました。
朝一番にお電話があって、「子どもを幼稚園に迎えに行かないといけないので、１１時過ぎには終わってほしい」とのことで。
今からバスに乗っても間に合わないな、と思って一度はまた次の機会で、てことになって電話を切ったんですが。。。
車で今すぐ家をでたら間に合うな、と思い直してこちらから電話させていただいて急遽１０時からスタート。ああ、新鮮(笑)。

んで、症状は寝違え。１０日ほど前に寝違えになって、良くはなってきたけど、すっきりしない、と。

施術してるうちに、実は昨日よその治療を受けて、、、すごく良い先生でいい施術だったんですが、、、運動はダメ、骨格から直していくので３回くらいは通ってほしい、という点が合わなくて、との話がでてきました。

それ以前に病院では「首の骨がまっすぐなんでこれが原因ではないか」ということでシップやら筋肉を弛緩させるお薬やらが出たそうなんですね。

そもそも、この病院の話だと、この方の寝違えは「不治の病」ですよね？ストレートネックに対してシップも筋弛緩剤も、首の生理的湾曲をもたらしはしないんですから(汗)。

ほんでもって、骨格から治していく、という話に戻すと。
これはすごくいい話で。理想的。どこにも矛盾はないんですが、個人的にはちょっと待って、と思うの。

確かに、痛みを取って骨格をほったらかしだと一見、対処療法・小手先だけの治療、にも見えないことはない。
だけれども、僕は「まず痛みを取りましょうよ」っていうスタンスです。
なぜなら・・・・・・・・・・・

痛いままだと、人間って「歪む」からです。
どっかが痛いのに、胸をはって颯爽と歩ける人はいないじゃないですか(笑)。
腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い、首が痛い、手首が痛い、頭が痛い、どこが痛くても、せすじを伸ばして大股で歩ける人なんかいないでしょ？どっかでバランスを崩しますよね？
痛いと、そこを自然とかばうんです。かばう姿勢が、、、「歪み」です。
つまり、痛い間は歪み続けるでしょ、ってこと。

で、痛くなるとかばう必要性がなくなります。すると、歪める必然性がなくなる。だから、痛くないときは歪みにくい。もし、歪みを取りたければこのときからでもいいんです。

だから、うちは、「痛みを取ってから、歪みを取ったほうが楽じゃないですか？」って提案をします。そのほうが生活も楽だしね(笑)。
「痛みを残して歪みを先にとって行きましょう」←これ、、、難しいでしょ(苦笑)。


今日もありがとう。