骨盤矯正のなかで

二十歳前のお嬢さんが、骨盤矯正で来てくださいました。
人から、重心の偏りと歪みを指摘された、とかで。
電話予約のときに「横向けで腰をひねってバキッという骨盤矯正じゃないですけど、それでもいいですか？」と確認したうえで来ていただきました。
でも、「そういう骨盤矯正じゃないやつ」ということで選んでくださったそうなんで余計な心配だったか・・・(苦笑)。

世間では、普通は「そういう骨盤矯正」が一般的なんでそこを説明しとかないと「え～？これが骨盤矯正？イメージとちがーうっ」てなったら申し訳ないんで(苦笑)。

そうそう、興味深かったのは、足の長さ。これは人から指摘なれなくても自覚はあったんだそう。
で、僕も注意してやってたんですけど、あれをしたら右足が長くなって次にこれをしたら左足が長くなって、、、って入れ替わるんですよね。
最後に「ほら、長さもそろってるでしょ」って言ったのね(といっても、僕は足の長さが揃ってようとそろってなかそうと気にはしないんですが)。そしたら、
「右足のほうが長い感覚がある」って。

そうかあ、揃ってても「感覚」はあるんだあ、って。
で、こんなことをしてもらいました。
足の指先に僕の手を当てて軽く抵抗しながら、より気持ちよく足先を押せるほう、をじわあって押してきてもらったんです。これを二度やったらその「感覚」も消失。
操体法には「気持ちいいほうに気持ちよさを味わいながら動かす」というのがあってそれを試してみたの。
なにも、痛い思いをして強引に「正しい形」に押し込まなくても・・・って思うので。

お迎えの車を待ってもらってる間、「座ってても立ってても身体が楽」とおっしゃっておられました。良かったよかった。楽になるのが一番。

今日もありがとう。

連鎖

あるお客さんが、冬に「花粉症」で来てくださったんです。
今回は咳がひどくて～、って。
以前、いつだったか忘れましたけどこの方の花粉症をさせていただいたときにはまずまずの評価をいただいたので、今回も、、、て思っていたら、「楽になった」というところまではもっていけなかったんです。

で、最近、、、、
「花粉症かと思ってたら違う病気でしたあ」って(苦笑)。
それで
「咳が収まった後、めまいがするんです～」とまたご来店。
話を聞いてみると、ちょっと変わってて、
じっと座ってるとめまいがするんだけど、動いてるときは全然めまいがしないんだそう。
首をパッと横に向けても立ち上がっても、歩いてても・・・。
ただ、じっと座ってるときだけ。
でメマイがしたらもぞもぞって動くとめまいが引いていくんだそうです。。。

全身を触っていくと、お腹がかちーんって硬くなってます。
咳もしてたからお腹が硬くなるよなあ(腹筋使いますからね)。
これかなあ。
この硬くなったお腹に上半身を乗せておくことができなくて「くらあ・・・」って感じるのかなあ、って想像してお腹メインでやりました。お腹って柔らかくないと、力を発揮できないんですよ。

ええ、医学的じゃないんです(すいません)。ストーリーです。推理小説です。
硬いお腹では上半身は支えられない→支えられない、というのは・・・グラグラする、ということ。→それを脳がめまいとして感じる。とか。
ね？全然、医学的ちゃうでしょ。想像の世界です。

でもなぜか「あれからメマイが止まった」といううれしいメールが。
そのあとに「あれからお腹の調子が悪い・・・」って(ガクッ)。

なので、もう一回。
お腹を施術させていただいて
「今日はイタリアン食べてきました。もう大丈夫です～」ですって。

良かった～。

いろいろあるけど、今日もありがとう。