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オステ

2006-01-09 09:06:27 | 健康 整体
昨日の続きで。

オステオパシーのなかの「ストレインーカウンターストレイン」というテクニックがあります。これは、超簡単に言ってしまうと、ずれた椎骨は、ずれた方向にもっていってやると、元に戻る、、といったようなやり方です。骨が左にずれていれば、もう少しさらに左にずらせてやる、という感じね。厳密には圧痛を探して、その痛みが消える角度を探して、90秒ほど保持して、、、といろいろあるのですが。

おおざっぱな話をすると。たとえば、体が左に歪んでいるなら、もっと左に歪ませてやると、勝手にもとの位置に戻ってくる、つまり、昨日の話の楽なほうに動いてやれば、に似ていますよね。

体は左に「歪みたがっている」のだから、それを手助けしてあげる。すると、体は自分のしたかったことを納得いくまでしてもらえて、「あー満足した。もう左に歪まなくてもいいや」となって自発的に元に戻るわけです。

一般的には「左に歪んでいるから、力でもってして右に向きを変えさせる」んですよね。だから、バキバキなんて音もしちゃうし、体はまだ左方向に未練があるから、すぐに戻っちゃう。

前にした風邪の熱の話も、こんなところにつながってるの、わかります?子供の熱を下げたいのなら、頭に氷枕するだけじゃなく、水浴びさせて薄着させて冷房いれたらいい。
そんなこと、しませんよね?厚着させて部屋をあたたかくして、布団かけてやりますよね。熱がでたがってるときには、熱がでやすいように手助けしてあげてるようなもんですよね。充分熱がでたら、あとは自発的に下がっていく。

これは、治療家の人体観整体観を問うところです。
「症状は、悪なのか?」と。
それとも
「症状即治療」なのか?

体が「それをしたがっている」ことがわかれば、あとはそれを手伝ってやる。こういう発想もあるわけです。
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