曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

今朝 イワカワシジミが羽化しました

2014年09月10日 | 日記

今日の花

秋の七草の一つ女郎花です

 


 速報です。今朝9時過ぎに飼育室へ行ったらパックの中のイワカワシジミが蝶になっていました。9月3日に我が家へ届いたイワカワシジミの幼虫は2匹のうち1匹はその日のうちに蛹になった可能性があります。クチナシの実の中にいて確認できませんでしたが一度も姿を見せなかったところを見ると我が家へ着いた時には前蛹か蛹だったのでしょう。そうだとすると8日で羽化して蝶になったのです。とても速いと思います。南の方の蝶はそんなものかもしれません。でも大島にいてイワカワシジミが見られるなんて屋久島のKさん本当にありがとうございました。生まれた蝶は雄のような気がしますが羽を開いたところを確認できなかったので明日良く見てみます。

 

 


羽化したばかりのイワカワシジミ

朝7時ごろ見に行ったときには変化はありませんでした。次に9時半ごろ見に行くともうクチナシの実から出ていました。クチナシの実の穴からどうやって出るのか見たかったですね。

 

 

いつもの拡大写真です

とてもきれいですね。初めて見た感動を忘れないように

 

夕方帰って来てから

クチナシの実の小さな穴から出る時に傷ついたのでしょうか右の前羽に少し歪み(矢印)が見られます。でも飛ぶのには差支えはなさそうです。何はともあれ無事に生まれてよかったです。

 


その他の蝶  キタキチョウの幼虫

 

2匹いた終齢幼虫は1匹は死んだようです。もう一つは無事に前蛹になりました。蛹のキタキチョウはもう一息でしょう。

 

 


満月の夜の魚釣り とカニの観察

2014年09月09日 | 日記

今日の花

夜の浜辺に咲くコマツヨイグサ    何の為による咲くのでしょうか?

 


 昨夜は不覚にも中秋の名月の観賞に出かけることができませんでした。暦の上では昨夜が一五夜でしたが本当は月齢からいうと今日が満月なのです(少し言い訳めいていますね)。釣り友達を誘って夜の海に出かけることにしました。待ち合わせの時間は六時です。さっさと仕事を済ませて釣り道具の点検をして餌を積んでカメラも積んでワクワクのお出かけです。実は今年初めてのアジ釣りなのでその方も期待が大きかったのです。

欲張りですねー私って、アジを釣って、月見をして、夜の浜辺の生き物の観察もして来ようと。

結果は、欲張りが過ぎたのを神様が許さなかったのでしょうか、どの目的も大したことはありませんでした。トホホ

 


瀬戸の日暮れ

出かける途中の安下庄湾

 

日没の空

 

今日の釣り場 吉浦

私が少し到着が遅れたので彼はもう竿を振っていました

 

吉浦の海岸     ここの釣り場は真沖に平郡島があり時に大型のアジが回遊してくることがあります。

 

平郡島

夜の平郡島   左端の方に町明かりが見えますが東平郡の集落です。

吉浦の集落

 

少し時間を戻して吉浦の夕暮れ

魚がまだつれないものだから夕日の移り変わりを撮ってヒマつぶしです。

 


満月の月の出

九月九日の月

この写真を撮っている時に今夜のアジたった一匹が釣れました。釣ったのではなく釣れたのです。

アタリがさっぱりないのでもうやめようということになりました。

釣りから家に帰って空を見上げて一枚

 


夜の海辺の生き物たち

懐中電灯を持って波止の石組みの水際や砂浜を見て歩きました。

ここからはフラッシュを使いました。

ニナがたくさん出てきていました

それほど多くはありませんがカニはそこそこ見られました。でもアカテガニはいませんでした。

海のゴキブリことフナムシです。昼間と違って活発には動かないのですが暗くてピント合わせがうまく行きません。

 


今夜の釣果

 

生き物の命をありがたく美味しくいただきました。

 

中秋の名月の頃にはよく夜釣りに行きます。昨年もその前の年も私のブログ(日記)には同じような写真が載っていると思います。 


キタキチョウの幼虫があぶない

2014年09月08日 | 日記

今日の花

 

 


 今夜は中秋の名月ですね。夜はアカテガニの産卵を海へ見に行く予定にしていたのですが昼間の疲れからか出かける気力がなくなりました。夜の海岸で月見をするのも乙なものかとおもっていたのですが・・・・・

この数日いろいろあって山のキタキチョウの観察に行くのを忘れていました。大変とばかり見に行ってみたらやはり大変なことになっていました。元気な幼虫も残っていたのですが多くの幼虫が死んでいました。今のところ理由は分かりませんが、生きて残っている幼虫を家でじっくり観察できるように枝ごと切って持ち帰りました。1匹くらいは成虫になってほしいものです。このキタキチョウは外来植物に卵を産んだのです。この外来植物でキタキチョウが育つかどうかが問題なのです。外来植物で日本の蝶が育つかどうかが私の今年の研究テーマの一つです。

 


 外来植物で繁殖しているキタキチョウ

生き残っているのは3匹

 

成長の途中で死んでしまったキタキチョウの幼虫

 

 


ビオトープの様子

アサギマダラの幼虫は2齢になっていました

 

ジュズダマにはクロコノマチョウの蛹の殻がたくさんついていました

 

イワカワシジミの蛹   変化はありません

 


今年の名月

 

先ほどちょっと外へ月を見に出てきました

薄い雲がかかっているようです

 


今年初めて泳ぎに 海へ

2014年09月07日 | 日記

今日の花

砂浜に生えていたサボテン

 


 今年は8月に一度も海に入りませんでした。水中カメラが昨年壊れたので海の中の風景が撮れなくなってしまい、そんなこともあって海に行く意欲がそがれていたのかもしれません。でもいつのまにか9月になってしまって泳ぎに行く機会がなくなってしまいます。何か目的がないとなかなか海に行けないので友達に岩牡蠣を取りに行こうと声をかけた所、日曜日の今日行くことに決まりました。今日は8月に一度もなかったような青空が広がりとても良い海あそびの一日となりました。天気が良いのと気持ちが良いのとでつい写真を撮りすぎてしまい今日の足跡をたどるだけでも50枚くらいになってしまいました。一緒に歩いた気分でさらさらと見てください。今日は説明文を付けません。

 


今日の音楽 (らんらんさんより)

「夏の日の恋 」パーシー・フェイス   
A Summer Place   Percy Faith 

 

パーシー・フェイスときくとあの頃の多くのソフトミュージック を思い出します。レーモン・ルフェーブル ポール・モーリア ビリー・ボーン

マントバーニ  フランク・チャックスフィールド いろいろありましたねー。

 


小泊の四つ小島へ

 小泊の港

 

磯沿いに歩く

 

先端の砂浜

 

ここが目的地です。遠かったですね。ここで潜ります。


アサギマダラの卵が孵化しました

2014年09月06日 | 日記

今日の花

萩の仲間のようです。秋ですねー

 


 アサギマダラの卵がどうなったか気になってビオトープへ行ってみました。ほとんどが孵化して初齢幼虫になりキジョランの葉に小さな穴をあけていました。8月30日にアサギマダラの産卵を確認しましたがその時は卵を3個しか見つけることができませんでした。今日幼虫になったのを数えたら8匹いました。そして振り返ると林の中を母親のアサギマダラが飛んでいました。これからまだまだたくさんの卵を産むかもしれません。クロコノマチョウの幼虫も大きくなってきました。モンキアゲハがレモンの木の新芽に卵を産んでいるのも見えました。ビオトープは秋になりにぎやかになって来たようです。

送っていただいたイワカワシジミの幼虫は昨日の朝からえさを食べなくなりました。前蛹になったようです。そして今日のお昼頃クチナシの実の中で脱皮して蛹になったようです。あとは蝶になって出てくるのを待つばかりです。

 

 


アサギマダラの孵化


この1匹は死んでいるようです

 

一つだけまだ孵化していない卵がありました。 変な虫が側にいます。

 

ビオトープのキジョランの様子です。

 

アサギマダラのメスが1頭高いところを飛んでいました。

 

 

モンキアゲハの産卵

白い点々は雨です。

 

クロコノマチョウの幼虫はすごくたくさんいます。

 

 


イワカワシジミが2匹とも蛹になりました。

しばらくは変化がないので面白くありません。

 

 

 

何日で蝶になりますかね。実の中で羽化したらどうやって出てくるのでしょう

 


弓削瓢柑のジュースにはフラノクマリンが含まれていません

2014年09月05日 | 日記

今日の花

朝顔に 釣瓶とられて ・・・・・  昔の人は本当に優しかったのですね。今みかん畑では朝顔がみかんの木に登って困っています。みかんのためにエイッと根元から引き起こします。 

 


 これは昨日の日記です。弓削瓢柑のことは昨日書くつもりでしたがイワカワシジミの幼虫がやって来たのでその方が優先してしまいました。本業よりも趣味優先ではカミさんに怒られるのも無理のないことですね。

昨日は朝から小雨が降ったりやんだりの天気ですることもなくのんびりしていました。そこで思い立って冷蔵庫に残っていた弓削瓢柑を使ってジュースを作ることにしました。

 


弓削瓢柑のフレッシュジュース

1.冷蔵庫から10kgあまり弓削瓢柑を取って来てまず洗浄します。

 

2. 剥きやすいように果実の上と下を切り横向きにくるりと剥きます。

ご覧のように残骸がたまって行きます。

搾りやすいように更に実を半分に切ります。

 

3. 簡単な搾汁器で果汁を絞りますがこれが最もおいしいジュースができるのです。

生きている細胞から搾りだした生きているジュースですからおいしさは格別。電動ジューサーや機械の圧搾機で搾るより手の力くらいの力で搾るのがやな成分が入らなくておいしさの秘訣です。

できたジュースはそのままグラスで飲むのが一番ですが量の多い時はペットボトルに入れて凍らせます。加熱殺菌は味が落ちます。

 

500ccのペットボトル10本作るには弓削瓢柑が12~13kgくらい要ります。今朝ジュースを作っている所へ九大の大学院生が二人(一人は韓国から勉強に来ている学生さん)やってきたので目の前で弓削瓢柑を搾ってご馳走しました。二人ともこんなジュースは初めてととても喜んでくれました。

 


ここからは少し真面目な知っていて役に立つお話です。

 

皆さんはグレープフルーツジュースを飲みますか。

グレープフルーツジュースはオレンジジュースやミカンジュースのように甘ったるくなくて少し苦みがあるものの爽やかで大人の味と言うか私は結構好きです。コンビニなどでは1リットルのパック入りが150円くらいで売っていて、とても手軽なジュースです。ところが、ある程度年配の方の中にはお医者さんからいろんな薬をもらっていてその注意書きの中にグレープフルーツと一緒に飲んではいけませんと言うのがあることをご存知でしょうか。血圧の薬の中のカルシウム拮抗薬(タクロリムス・シクロスポリン等々)はグレープフルーツの中に含まれているフラノクマリン類と一緒になると薬が効きすぎたり・効果が落ちたりすることがあって良くないのです。そのような薬を飲んでいる方はグレープフルーツのようにフラノクマリンを含む柑橘は避けた方が良いのですが、フラノクマリンと言う物質を含む柑橘はグレープフルーツ以外にもいろいろあるのです。グレープフルーツが属している文旦類の柑橘にはフラノクマリンを含むものが多く、八朔・晩白柚・スウィーティ―・ザボン類そして夏みかん・ダイダイなどに含まれています。山本柑橘園で販売している「弓削瓢柑」について血圧の薬を飲んでいる方からグレープフルーツに味が似ているから心配だという問い合わせを何度か受けたことがありました。私も確信が持てないので食べない方が良いでしょうと答えておいたのですが、今回、ある信頼できる所からいただいた情報で、弓削瓢柑の成分分析結果から弓削瓢柑には果皮にはフラノクマリンが含まれているが果肉、果汁には含まれていないことが分かりました。カルシウム拮抗薬などを飲んでいる方でも弓削瓢柑は食べて問題がないことが分かりました。

柑橘類はみんな心配だと思われる方もいるかと思いますが、みかん類・マンダリンの仲間(南津海も含む)・オレンジ類・など安全なものもたくさんありますので心配しないでください。レモンは果肉・果汁にはフラノクマリンが含まれていませんが果皮には含まれています。弓削瓢柑と似ていますね。

もう一つ、気を付けなければいけないのはフラノクマリンを含んだ柑橘グレープフルーツなどと薬を一緒に飲まなければ良いと考えて朝薬を飲んだから晩にはグレープフルーツを食べてもよいだろうと考えるのは間違いです。一度グレープフルーツなどでフラノクマリンを摂取するとその効果は3~4日続くので5日以上間を開けなければならないことになり食べることは不可能と言うことになります。

 

グレープフルーツ

 

 

晩白柚

 

弓削瓢柑

弓削瓢柑は果皮の部分は文旦の血をひいていますが、果肉の部分はフラノクマリンが含まれていないオレンジ類またはみかん類の血を引いているのかもしれません。

もっと詳しく書くとよいのですがまたの機会にいたします。


屋久島からやって来た イワカワシジミの幼虫

2014年09月04日 | 日記

今日の花

普段見過ごすような野に咲く小さな花も近寄ってみると美しい形をしています。

 


 昨日、イワカワシジミの幼虫が届いて嬉しかったと書きましたが、今日はそれがどんなものかご紹介します。

蝶のことにあまり詳しくない方はイワカワシジミと聞いても何のことかわからないと思いますので簡単にイワカワシジミのことを説明いたします。イワカワシジミは南国の蝶で日本では奄美大島より南の地方でのみ見られる蝶です。実をいうと私はまだ実物を見たことがないのです。写真で見たり人の話を聞くととてもきれいな蝶だということが分かります。羽の裏側は薄緑色をしていてこんな色の蝶は日本には他にいません。以前から是非飼育してみたい蝶の一つでした。昨年、屋久島在住のKさんと電話で話していた時に最近は屋久島でもイワカワシジミが生息するようになったとの情報を聞きました。その時これはチャンスとばかりに「来年イワカワシジミの卵か幼虫が見つかったら送っていただけませんか」とずうずうしくもお願いしてみました。その夢のような私の願いをKさんが昨日かなえてくださったのです。幼虫2匹と餌となるクチナシの実の付いた小枝を丁寧に梱包して送ってくださいました。二日間の長旅にもめげず元気で餌を食べている様子でした。こんなことに興味の無い方には気持ちの悪い虫にしか見えないかもしれませんがやがて美しい蝶になるのだと思って我慢してみてください。ただし、幼虫は普段餌としているクチナシの実の中にもぐりこみ隠れているのでなかなか見ることができません。昨日から度々飼育室を覗きに行くのですがなかなか姿を見せませんでした。今朝の8時ごろ一度だけクチナシの実からからだを2/3ほど出しているところが観られました。今のところ姿を見たのはその時だけです。これからどのような変化があるかご期待ください。順調に行けば10月までには蝶になるかもしれません。楽しみです。Kさんありがとうございました。

 


イワカワシジミの飼育が始まりました

先にイワカワシジミの写真をお見せいたしましょう

これは私の写真ではありません。 I先輩の写真をお借りしました。沖縄で撮影されたものです。

 

届いたイワカワシジミの入った箱

タッバーの中には大きな穴の開いたクチナシの実が4つ入っていました。糞が沢山転がっていることは幼虫が元気な証拠です。2日前に荷造りした時には糞はなかったはずですので送られる途中の2日間でこれだけの糞をしたのでしょう。

新しい箱に移しました。まん中の大きい実は新しく予備のエサとして加えました。

 

一緒に送ってくださったエサ用のクチナシです。

クチナシの枝はしばらくもてる様にポリ袋でくるんであります。

予備の枝に卵が2個見えましたが二つとも空っぽでした。残念  !

 

夜家に帰って飼育室を覗くと変化がありました。

新しい箱に移したのに糞がいっぱい転がっていました。一つのクチナシの実から毛の生えた頭がのぞいていました。(矢印の所)

 

一夜明けて今朝のことです。(写真の日付は2014/9/03になっていますが04の間違いです)

頭が少し覗いていますが次の瞬間には隠れてしまいました。

 

 

しばらくして覗きに行くと実から姿を現していました。全体は見えませんでしたが2/3くらいでしょうか。

かなり大きいです。4齢でしょうか。

 

今夜の状態です。明日はどんなことになるのでしょう。当分の間飼育室が楽しみです。もう一匹はもう蛹になったのでしょうか、一度も姿を見せません。

 

 

本日はかなりマニアックなお話でごめんなさい。


今年初めての ウラナミシジミ

2014年09月03日 | 日記

今日の花

なんという花でしょうか。いつも通る道の側に植えてあります。今日は車を止めて写真に撮ってきました。

 


 8月の中ごろから、そろそろ姿を見せてもいいころと思って探していましたが今日見つかりました。ウラナミシジミはアサギマダラのように旅をする蝶です。本州ではほとんど越冬できない蝶で、南の方で越冬して春に生まれた蝶が繁殖を繰り返しながら北上してゆきます。秋になるとかなり北の方まで上がって行きますが北の方まで行った蝶はそこでみんな死に絶えます。そんなことを毎年繰り返すのですが不思議な蝶ですね。


今日はとてもうれしいことがありました。前から一度飼育してみたいと思っていたイワカワシジミの幼虫が宅配便で届いたのです。屋久島のKさんが送ってくださいました。餌となるクチナシの実に2匹入っているのです。二日間の旅にも大丈夫だったようでしきりに糞を実の外に押し出していました。無事に蝶になってくれることを祈っています。Kさん本当にありがとうございました。そのうちに生育の様子をこのブログにアップします。

 


ウラナミシジミ

 

 

 

 

ササゲの花には卵がたくさん産みつけられていました。すでに孵化したものが大分みられます。ここの畑に初めてウラナミシジミが来たのはかなり前のことでしょう。

 

 

ササゲの上をチョロチョロ飛び回りますが被写体が小さいので飛翔写真はなかなか難しいのです。

アゲハチョウくらい大きければオートでカメラがとらえることもできますが、ほとんど感に頼ります

 

その他の虫

 


みかん畑の クロアゲハ

2014年09月02日 | 日記

今日の花

藍(アイ)の花

藍はタデ科の植物なので花はタデの花にそっくりです。この植物を発行させたもの(藍玉)で藍色の染色ができます。

 


 今日もまたアゲハです。今朝、家の前の南津海畑の中にきれいなクロアゲハがよろよろと飛んでいるのを見つけました。これは今朝羽化した蝶に違いないと思いすぐにカメラを取りに走りました。私が近づくと一生懸命逃げようとするのですがまだうまく飛べないようで数メートル飛ぶとすぐに枝や葉にしがみ付きます。カメラを持ったオジサンが図々しく近寄ってはパシパシとシャッターを切るので蝶はいやだなーと思いながら逃げ回りました。オジサンは気に入った蝶だと最低100枚くらいは撮らないと許してくれません。

みかん畑の中をずいぶん追い回して撮ったのですがみかんの木の下や間なので少し暗くてシャープさに欠けるものも多かったようです。でも自然の蝶なのに飼育した蝶のようにきれいでした。

 


羽化直後の クロアゲハ

おもしろい飛翔写真が撮れました。必死で逃げる蝶をカメラで追います。

 

 

飛び立つ瞬間

 

 

 

 

近接撮影

 

裏側から (地面に寝っころがって撮りました) 

 

クロアゲハさん ご苦労さん !

 

 


9月になりました

2014年09月01日 | 日記

今日の果物

今流行りのシャインマスカット   友達が自分で作ったものだそうです。なかなかいい出来栄えでした。

 


 9月というと中秋の名月が浮かびますね。今年は中秋の満月にアカテガニの産卵を見に行こうと思っています。昔は夜釣りによく出かけていたのでカニの産卵は度々見たことがありますが最近は行ったことがありません。満月の晩には沢山のアカテガニが山から下りてきて海沿いの道路を渡り波打ち際まで下りてきます。夕方そんなところを車で走ると道路一面にカニがいてハンドルの切りようがありません。「ごめん」と言いながら何匹かの犠牲者を出しながら走るしかないほどです。波打ち際で寄せてくる波に向かって卵を放つメスと精子を放つオスとが体を震わせながら産卵する姿はちょっと感動的です。天気が良かったら写真に撮ってきますのでまた見てください。月明りがあるとはいえ暗い海辺ですからどうやって撮るかよく考えておかねばなりません。

夕方ビオトープへ寄ったらクロコノマが沢山羽化していてきれいな個体が見られました。飛ぶときに羽を開くとオレンジ色の紋がはっきりしてきて秋型の特徴がよく出ていました。残念ながら翅を開いた姿は撮れませんでした。

 


秋型クロコノマチョウ

 

生まれたばかりでしょう。何処にも傷みはありません。ビオトープのジュズダマには今卵や初齢幼虫がいっぱいいます。

 


ついでに  カマキリ

 

あわてて撮ったので顔にピントが合っていません。ちょっと面白いポーズだと思いません。

 

ようやく日記が追いつきました。8月中はいつも遅れ気味でした。