偉人・野口英世の半生を文学座がコメディタッチで熱演します。
野口英世さんというと黄熱病(イエローフィーバー)の研究に情熱を注ぎ、
研究先のアフリカで自ら黄熱病に罹患し
亡くなってしまった不屈の医師・研究者… … というイメージでした。
でも実際は、とてつもない浪費家だったというのです。
知人からは、今の価値で2000万円から3000万円ほども借金を重ねたといいます。
婚約相手からの持参金お使い果たした揚げ句に婚約破棄したことも。
でも、実家の柱に
「志を得ざれば再びこの地を踏まず」
と刻み込んで実家を飛び出し、
世界をフィールドに寝る間を惜しんで研究に明け暮れた人だったのです。
野口さんが結婚したいきさつなども語られ、
知られざる一面、というか、これまで知られていたのが一面だけだったのかと
思わせるような内容で、とても勉強になりました。
野口さんから借金を請われ続ける親友が、ある知人から
「どうして浪費家の野口さんにそんなに金を貸せるのか」
と問われ、こう答える場面があります。
「野口さんは大の浪費家ではあるが志も大きい。
人間は半分が誠であれば、それでいい」
と。
☆☆☆☆☆
野口英世さんというと黄熱病(イエローフィーバー)の研究に情熱を注ぎ、
研究先のアフリカで自ら黄熱病に罹患し
亡くなってしまった不屈の医師・研究者… … というイメージでした。
でも実際は、とてつもない浪費家だったというのです。
知人からは、今の価値で2000万円から3000万円ほども借金を重ねたといいます。
婚約相手からの持参金お使い果たした揚げ句に婚約破棄したことも。
でも、実家の柱に
「志を得ざれば再びこの地を踏まず」
と刻み込んで実家を飛び出し、
世界をフィールドに寝る間を惜しんで研究に明け暮れた人だったのです。
野口さんが結婚したいきさつなども語られ、
知られざる一面、というか、これまで知られていたのが一面だけだったのかと
思わせるような内容で、とても勉強になりました。
野口さんから借金を請われ続ける親友が、ある知人から
「どうして浪費家の野口さんにそんなに金を貸せるのか」
と問われ、こう答える場面があります。
「野口さんは大の浪費家ではあるが志も大きい。
人間は半分が誠であれば、それでいい」
と。
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