今日から3日間は”兵どもの夢の始まり“である。
今月のHSEセミナーが今日・明日と開催される。
講師はいつもの様に3人である。
1人は医療ジャーナリストが「薬局・薬剤師の在り方を考える」とのテーマで、厚生科学審議会のテーマについて考察がある。
もちろん厚生科学審議会の委員でもある。
この件は私も何度も書いているが、かなり薬局への影響は大きいと危惧している。
因みに、「調剤業務のみ」についてはレッドカードが出されている。
要は、かかりつけ機能がない薬局は要らないって意見が出ている。
実際に、審議会を傍聴しているから見える本音が聞けると思う。
でも、皆さんへの報告は私でも気が引ける。
2人目は大学院の教授から「小売業界の現状と薬局経営」についてである。
小売業は大きく変化している。
隆盛を誇っていた業態がすたれ、新たな業態が誕生する。
スーパーマーケットの売上が激減中である。
コンビニエンスストアにも陰りが見え始めている。
勢いがいいのはドラッグストアであるが、これすら先が見えない暗中模索である。
市場は生きている。
薬局業界も同じで、そろそろ新業態が登場してもおかしくない環境にある。
さて、どうなるのか将来を作るのは自分自身でしかない。
明けて土曜日は3人目として、ご存知の私である。
テーマは「2020年 調剤報酬改定に向けた水面下での戦いが始まっている!」である。
このテーマは既に先日の長野でも使っている。
一度話しているので磨きがかかる。
水面下だから皆さんには見えていない。
水面上に顔を出さないかもしれないが潜水していることは確かだ。
その夜は第7回HSE・ネクスト全国大会の前夜祭となる。
熱気に包まれ懐かしい顔に心もほぐれる。
日曜日は朝から準備に追われながら全国大会の幕が開く。
1講義目は日本チェーンドラッグストア協会から「地域に根ざす『健康ハブステーション』」と題して、ドラッグストアの将来展望と戦略の一端を聞かせてもらう。
今後、薬局にとって処方箋争奪の強敵である。
その戦略から自薬局としての差別化を探る。
ここで昼になるが、今回は調剤機器メーカーからのランチョンセミナーが開催される。
昼食は定番の”今半のすき焼き弁当“である。
これがなかなか好評だ。
今回は調剤機器の最新版を知って欲しくてお願いしている。
けして弁当の提供が目的ではない。
昼からは薬樹の社長が「薬樹の過去・現在・未来」についてお話をしてもらう。
何かと面白い企画に挑戦している会社である。
自社にとっても参考になること間違いなしだ。
第7回の締めは専務の出番となる。
テーマは「『薬局』が変われば地域を変えられる」である。
その前に自分が変われって言いたくなるが、どんな話が飛び出すのか私も知らない。
今日から3日間は目がまわる忙しさと緊張が続く。
今年もお陰様を実感させていただきたい。
月曜日はお休みをいただいて温泉で休養する。
はぁ~ビバノンノン!
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