湊かなえの小説を映画化。
主演は井上真央。
ネット社会の危うさを描きます。
監督は中村義洋。
日の出化粧品の社員で、
美人の三木典子が殺害される。
そこで典子と同期入社の、
城野美姫が疑われる。
井上真央が地味な女性、
城野美姫を演じます。
共演は綾野剛、菜々緒、蓮佛美沙子、貫地谷しほり等。
テレビのワイドショーは、
地味女性である美姫の、
同僚、故郷の人達、同級生等を取材。
美姫に関する好き勝手な証言。
噂話、無責任な報道、ネット…
原作は読んでいましたが、
映画を見るまで結構忘れていたので
新しい気持ちで楽しめました。
ネットやワイドショー、
マスコミ上でフィクションが、
一人で歩き続け、
都合のいいようにねじ曲げられ、
本名まで曝されて…
事実が不透明になってしまう。
あり得そうで本当に怖いです。
井上真央、綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒、
キャスティングもよかったです。
井上真央、地味で目立たない女性を、
うまく演じていました。
変なヘアースタイルの蓮佛美沙子。
綾野剛もあんな風な薄っぺらい人、
本当にいる感じ。
井上真央の子役の子供、
小学生と中学生
二人ともよく似ていました。
特に中学生、そっくりでした。
アンとダイアナの友情には
思わず涙しました。
本の感想は→こちらです。
原作よりも映画のほうがわかりやすくって良かったです。
ただ・・・
ヒロインはまったくお咎め無しの無罪？（笑）
原作ではあまり分からなかった、
「やな女」が映画では
はっきり表現されていましたね。
映画のほうがよく理解できました。
ヒロインも結構悪いことしていましたよね（笑）
コメントありがとうございます。
ネットではうわさが先回りして
簡単に人を傷つけたり
事実がねじまげられたりするので
こわいところがありますね。