チーム・バチスタシリーズ第3弾の、
テレビドラマを見た後、
原作を読みたくなりました。
ドラマの放映中、
居眠りをしたりしていて
分からなくなってしまった部分も
あったので…
まだ文庫化はされていないので
図書館で予約して、
借りることができました。
原作はドラマとは違っていて
余分な人間関係や過去の犯罪もなく
すっきりとした構成になっていました。
キャラクター設定も違っていて
性別が変わっていたりしています。
AIセンターの設立を願う医療側、
解剖による判断に頼る司法側との対立。
交わることのない医療と司法。
縦型MRI「コロンブスエッグ」の
画像診断と警察側の妨害工作。
本の中盤ごろからラストにかけて
MRI測定室におけるトリックを
整然と解きほぐしていく白鳥。
でもAIセンター創設を、
食い止めるという理由で
病院内で事件を起こすというのは
どうも納得するに至らなかったです。
ドラマにあった色々な事件もなく
単に医療問題と特殊な空間である、
MRI室における犯行の
謎解きが主体なので、
ドラマで映し出されたトリックを
文字によって復習をしたような感じでした。
正月明けから「螺鈿迷宮」もドラマ化されるので読まないと(笑)これも文庫本持ってるんだけど、私はまだ読んでなくって(汗)
「ケルベロスの肖像」は映画化
なんですね。
出演者達、忙しいですね。
海堂 尊は、うれしいでしょうね。