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花ごよみ

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神去なあなあ日常 三浦しをん

2014-02-21 | 本 ま、や行(作家)


神去なあなあ日常 (徳間文庫)

都会で生活していたが、
高校卒業後の就職に際して
横浜から神去村に送り込まれた勇気。

見習いとして林業に関わることになり
最初は慣れない仕事に戸惑います。

脱走を企てたり、
悪戦苦闘しながらも
山の生活に慣れていき、
成長していく物語です。

林業がテーマの小説で、
楽しくて心温まる話が
詰まっています。

主人公勇気が同居している、
林業の申し子の兄貴分のヨキ。
繁ばあちゃん達村の人々、
犬のノコまでが魅力的。
生きていく力を感じ取れるストーリーです。

魅力のある神去のそれぞれの四季。
神去村の日常のゆったりとした時の流れ
自然の厳しさ、
優しさが描かれていますが、
おまつりはかなり怖いです。
実際にあるのかな?

「なあなあ」という言葉も
のどかでいい言葉です。

テンポもいいので、
楽しく読むことができました。
爽やかな気分になります。

「神去なあなあ夜話」という
第二弾もあるようです。




コメント (4)
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