花ごよみ

映画、本、写真など・

グラン・トリノ

2009-04-19 | 映画

監督、主演クリント・イーストウッド。

タイトルとなっているのは、
70年代のヴィンテージアメリカ車、
「グランド・トリノ」。

車庫にあるウォルト(クリント・イーストウッド)の
愛車です。

その愛車を盗難されそうになったことが、
きっかけとなって、
隣りに住むモン族のタオ、その姉、スーとの
交流が始まる。



ウォルトとタオの関係も親子のようで
また師弟のようで、
いい感じになっていきます。



戦争での悲劇的な心の深い闇を
身にまといながら長い人生を歩いてきた
ウォルト(クリント・イーストウッド)。



舞台は多人種が住む街。

人種間の諍い、露骨な偏見。

簡単に銃を手にする世界の怖さ。

結構笑うシーンも多かったですが
ウォルトが愛を注ぐ人のために、
最後を締めくくった行為の潔さ、
人間としての優しさには胸を打たれます。

かっこよかったです。
そして涙が流れました。

男の生き方の決着の仕方。

後になって色々思い出しては
考えてしまう映画でした。

試写会会場で、
ラストの詳細は口外禁止と、
司会の方に言われています

イーストウッド全作品中、
US最高記興行成績となった映画だそうです。

俳優としては最後の出演になるということ。
クリント・イーストウッド78歳、
この「グラン・トリノ」、
最後を飾るにふさわしい作品です。


(4月25日公開)















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赤い百合の花の絵

2009-04-19 | 水彩画


↑クリックで拡大できます


今日は29°近くもあって
陽射しも初夏を感じさせるぐらいでした。  

季節がら自転車に乗ると
庭先、植え込に並ぶ色とりどりの花々が
目にあでやかに映って心を癒してくれます。 

優しさのおすそ分け♪


 

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