監督はもちろんジョン・ウー。
前回に続き、今回も最初に、
人物に関しての、説明が成されていて、
サービス精神たっぷり、
理解しやすくなっています。
中国・長江での戦いのクライマックス、
三国志の中のレッドクリフ 赤壁の戦い!
両軍の戦いの心理作戦の面白さ。
戦いのシーンのすごさ!!
後々まで印象に残るのは燃える火の色。
疫病に戦争、
多くの人の命を奪ってしまう残酷さ。
戦争のむなしさ、むごさを感じます。
尚香(ヴィッキー・チャオ)の友情は
ほほえましくも悲しくて
この映画で唯一、泣けたシーン。
小喬(リン・チーリン)は
勝敗の成果に大きな役割を果たしますが、
一人で曹操に会いに行くなんて…
もうハラハラです。
周瑜(トニーレオン)、孔明(金城武)の
絡みも見応えあります。
どちらもかっこいい!!
孔明が気象学を駆使して、
風を見方にして、
戦いに挑むシーンの映像化は、
興味深いものがあります。
そしてそれが戦いのポイントになるのです。
孔明(金城武)だけは激しい戦いの中でも
涼しいお顔。
趙雲・関羽・張飛のアクションシーンも
きっちりありました。
中村獅童の出番はやっぱりうれしいです。
この迫力いっぱいの映画は
映画館の大スクリーンで観るべきです。