花ごよみ

映画、本、写真など・

奇跡のシンフォニー 

2008-07-16 | 映画

主役の少年、エヴァンには、
フレディ・ハイモア君。

彼と離されてしまった、
チェリストの母ライラは
ケリー・ラッセル。

ロックミュージシャン役で、
父となるルイスは、
ジョナサン・リース=マイヤーズ。

両親に会いたい…。
その真っ直ぐな願い。

施設から外に出て、
初めてであった多くの音との出会い、
音楽のとりこになっていくプロセス。

願いが叶うよう、祈る気持ちで
画面を見ていました。

フレディ君の演奏しているときの
うれしそうな顔は可愛くて
印象に残りました。



ロビンウィリアムスも出演。
ロビンの役柄は少し残念でしたが、
きっと優しい心も
持ち合わせていたんだと思いたいです。

彼がエヴァンの
才能を見い出したんだし…。

父であるルイスとエヴァンの出会い。
二人で奏でる、
ギターのシーンもよかった。



母親のライラと父親のルイス。
クラシックとロック、
ジャンルが違っていてもどちらも音楽。

愛し合う2人がチェロと、
ロックの演奏をバックに歌う場面。
違う場所で演奏しているのに
重なり合う演奏、音楽の調和。

感動を盛り上げます。

映画の進行に意識が集中。

音楽が母と子、父と子、母と父を
一つの場所に向かって、
進ませていくという奇跡。

3人の愛の絆が奇跡の、
交響楽になっていく。

音楽の持つパワーのすごさ、
素晴らしさ。

全編に流れる音楽。

ラストの現実離れした展開も
ドラマチックで、
見ていてうれしく感じました

素直な感動を呼び起こす作品でした。


コメント (6)
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