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花ごよみ

映画、本、写真など・

東京タワー  オカンとボクと、時々、オトン

2007-04-12 | 映画

原作はリリー・フランキー
同タイトルの映画化。


ボク、オダギリジョー、
オカン、樹木希林、
オトン、小林薫。
オカンの若い頃を実の娘の
内田也哉子が演じている

いつも笑顔を絶やさない、
弱音をはかないオカン。 

みんなに慕われてる明るいオカン。
 
我が道を行くオトン。


同系色でまとめたファッションも
オダギリならではで、よくお似合い。

同級生役の勝地涼にはびっくり。
最後の配役名で確認するまで半信半疑。
映画「幸福な食卓」では 
中学生を演じていたのに、
この映画ではオダギリジョーと同学年!!

いつかは来る永遠の別れ、 
それが少し早すぎて悲しい。

でも本当に暖かい映画でした。

笑ったり、泣いたり…。

母と子、父と子、男女の愛、
人の愛、愛し方ってそれぞれ。

特に母と子、家族の想いは
決して断ち切れない絆の深さ。 



なぜか予告編を見たときほど
泣けなかったけど
心の中の琴線にじわっと
響くものがありました。

原作、テレビドラマも何も観ていなくて
この東京タワーが初体験。

もし、内容を、特にラストに至るまでの、
文章に記された、映像に表された以上の、
より深い悲しみ、経過などを知り得て、
この映画を見ていたら、
幸福な一時期があったとしても、
その後に起こりえる 
逃れられない悲しい別れを、
心に思い浮かべながら 
見ることになります。

そう言う状態であれば、
きっとつらくて、涙なしには、
見られなかったのではと、思います。 


4月14日 公開






コメント (18)
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