花ごよみ

映画、本、写真など・

幸福な食卓

2007-01-27 | 映画

原作は瀬尾まいこの同名小説。
未読です。

家族のあり方というものを、 
少し変わった方法で
描いているのでしょうか。 
 
謎の多い家族で、
父親の行為、母親の別生活、 
優秀な成績の兄の大学への進学拒否、

映画を見ただけでは 
本当の詳しい理由が分かりにくいです。 
それに肝心なところで 
音声が聞き取りにくくて…。
 
これは是非、本を読まねば…。
 
ただ傷つきやすい心を持った、
繊細過ぎる家族ということは、
理解出来ます。 
 
でもそういう理由が 
分からないとしても
この映画は主人公佐和子(北乃きい)の、 
生き生きとした日常を
描いていて好感が持てました。

佐和子(北乃きい)は清らかで可愛い。

長男役の直(平岡祐太)
これも繊細で優しい心の持ち主。

その家族に関わってくる
異分子とも見える明るさを持った
大浦勉学(勝地涼)と 
小林ヨシコ(さくら)。

「亡国のイージス」のイメージとは
がらりと一変の勝地涼。
勉学の爽やかさ、
みずみずしさが感じられました。

  
 
勝地涼は意外と可愛くて、
中学生はびっくりでしたが
高校生になると、
だんだん違和感は、
なくなっていきました。 

勉学のつきぬけた明るさと、
悲しい出来事との対比が、
あまりにもつらくて 
なにもそこまで物語を
もっていかなくても思いました。

小林ヨシコのキャラクターも好きです。

最後に主題歌のミスチルの
「くるみ -for the Film- 幸福な食卓」が
一歩前へ前進というテーマに沿って流れます。

ほんわかとした温かさが残り
主人公、、佐和子(北乃きい)の
きらきらとした新鮮さが、
魅力的な作品でした。

自分では気づかなくても 
誰かに守られている。

静かな時の流れの中で、、
まわりの人の暖かさ、大切さを
思い起こさせる映画です。
 




 



コメント (8)
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花!華!

2007-01-27 | 水彩画
 



花屋さんの店先にも、
色とりどりの、
春の花がそろいはじめて、
冬から春へと
時の移ろいが感じられます。

心の中にも華やぎの期待が…。
コメント (2)
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