Hiro君の手作りジャズライブ・京都 Blog

寺崎純(p)を中心とする京都のプレーヤーと大阪、神戸を主戦場とするジャズメンとのブッキングを、行いたいと考えています。

Bouncin' with Bud練習中。

2019年07月20日 01時38分38秒 | ジャムセッション
この前、さうりるのJam Sesssionに来ていた、若い男性ピアニストが弾いていたのがこの曲。モダンなアドリブで、素晴らしい演奏。セッションホストより上手じゃないの、ってくらい。
曲名を聞いて、早速練習。なかなか面白い曲。
Bud PowellはBeBopの超有名なピアニスト。でも、彼の演奏、曲、いいなと思ったもの、今までなし。自信をもってなし。それが、この歳で、やっとわかるようになった???
Powelは無実なのに、警官に頭を殴られて、けいれん発作をきたすようになり、当時主流だった電気ショック療法を受けたが、このため、演奏技術が相当悪くなったとか。でも、YouTubeでの演奏、いいじゃん!!!て感じ。
録音のクオリティの高い彼の演奏、再度探して聞くのは大切と今頃になって、もう遅いのに、気が付きました。トホホ。
日本人女性ピアニスト、超有名な秋吉敏子が、Budの前で、彼の完全コピーを弾いて大笑いされたとか。当時は、ジャズに入るのに、今ほどの情報が無かった証左です。
更には、Dexter Gordon主役での、まさに”怪演”といわれる演技が見れる、映画”Round Midnight"、モデルはBud Powellだったそうです。
というわけで、Bud Powell、再勉強です。

それにしても、この若いピアニスト、又、演奏聞いてみたい。

Jam Sesssionには、カッコだけBill Evansって人もいて、やかましいピアノを弾きますが、なりきっているのって、見苦しいこともありますけどね。
私、なりきっていなくても見苦しいのに、なりきっていると、更に相当見苦しいんでしょうね。気をつけなきゃいけません。って、どうすりゃいいんでしょうね。