JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

M (P) - BNC (J) の変換コネクタが手に入ったのでハンディー機用 2-Band アンテナを測定

2020年07月17日 | 空中線

 前回 7月 6日に 50MHz帯用 アンテナを Nano VNA を使って調整 しましたが、今回はハンディー機用 V/U アンテナ ( DIAMOND RH771 接栓 BNC タイプ) の特性を見てみました。

 

 ① 測定環境は、前回と同じく自宅の庭先でカメラ三脚に支柱を取り付けて測定。もちろん測定作業前に同軸ケーブルを接続した状態でU/Vともそれぞれキャリブレーションを実施しています。

 

② 430MHz 帯 の特性

 周波数を 440MHz まで設定すれば良かったのですが、デフォルトの Band 幅設定を使ったため、438MHzまでになっています。
 SWR 値は 2.0 以下なので一応 OK ですね。

 

③ 145MHz 帯 の特性

144MHz ~ 146MHz 間をスィープさせていますが、全くどこに合っているのか判りません。

更に周波数を上げてみると 148.7MHz に最良点がありました。

 

④ 測定系の確認のため、144MHz帯用 1/4λ (ノンラジアルタイプ) を測定

 Band 内の SWR 値 は 1.5 以下ときれいで、測定系に異常は無さそうです。

 

⑤ 430MHzMHz帯 5/8λホイップ (ノンラジアルタイプ) の特性も見てみました。

 こちらもほぼ正常な値を表示しています。

 

 今回測定した DIAMOND RH771 は、144/430MHz にて送信可能 (145MHz 1/4λ・430MHz 1/2λ ノンラジアル ) となっていますが、他に 120・150・300・450・800・900 MHz帯で受信可能となっているので影響が出ているのか、ラジアル無しで測定を行ったため同調点がずれているのか、原因ははっきりしません。

 トランシーバに直接アンテナを接続すれば、若干のラジアル効果が出てきますので、そうすれば改善されるかもしれません。第一電波工業さんでは、

もっとしっかりした測定環境により確認を行い製造しているので、信じる以外は無さそうです。Hi.

 

 

 

 

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