ネットオークションで、HF帯に使用する周波数カウンタとして、アドバンテストのTR5822を手に入れました。
周波数カウンタとして、一番肝心なのは基準発振で、このカウンタは廉価版であるため恒温槽は入っていませんが、受信機と10MHzのBPM(中国標準電波信号)を使って較正確認したところ1×10のマイナス7乗程度の精度があるようです。
カウンタのウォーミングアップを行った後、上記の方法で確認したところ基準発振周波数が2~3Hz程度ずれていたので、カウンタの「STD ADJ」トリーマを少し調整し0ビートとしました。それから後1時間たっても耳で聞く範囲では、「うなり」は判らずドリフトは確実に1Hz以下のようです。取説では、ウォーミングアップ15分後で±5×10のマイナス7乗の精度と出ていますが、1×10マイナス7乗以上の精度があるようです。
また、測定範囲は10Hz~120MHzとなっていますが、精度は別にして144MHz帯の信号も測定できました。以前使っていたリードの周波数カウンターでは、ある程度ドリフトがあり較正しながら使っていましたが、これで改善できたようです。
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