先日の記事のとおり IC-7700 ファームウェアのバージョンアップ処理 は少なくともトランシーバー本体に関しては正常に終了していました。
バージョンアップ処理に伴う、設定の初期化により ① Key Pad の設定、② 送信用ボイスメモリー、③ メモリーキーヤーは使えなくなっていることが直ぐに判ったので、再編集作業を行い元に戻していました。
しかしながら、LOG ソフト (BGALOG) から IC-7700 をコントロールできなくなっており、その原因が判らず、この数日間対策に苦慮していました。
朝からマニュアルを読んで行くと、「CI-V Baud Rate」 設定項目を発見。不具合の原因は PC ~ IC-7700 間の シリアル通信 (RS-232C) 接続である CI-V のボーレートがデフォルトの「Auto」になっていたことでした。
早速ボーレートを 「 Auto」 ⇒ 「9,600」 にセットすると、今までどおりログソフト側からの制御も IC-7700 側の操作も正常にLOG上に反映され、不具合が解消です。
① IC-7700導入時にこの項目を設定したことを忘れていたこと、② ボーレートが 「Auto」 だから 9,600bps へ自動で追随してくると思い込んでいたことが今回のトラブルの大きな原因でした。
言うまでも無く、設定変更した内容は何らかの形で記録を残しておかなかったことが今回悩んだ要因で、 早速マニュアルの該当欄へ設定値を赤ボールペンで記載 しておきました。
数ヶ月前の作業内容をすっかり忘れていました。歳はとりたくないですネ。Hi.Hi.
その手間を惜しんだため、余計手間のかかることになってしまったのが今回の結末です。音声録音のやり直し、CWメッセージの登録など、結構手間がかかりました。
マイクアンプの設定変更やフィルター類の設定変更は全くしていなかったので、この部分はデフォルトで良くて多少は救われました。Hi.