リビングの蛍光灯が1台突然切れて点かなくなりました。
昔の蛍光灯の内部は、安定器とコンデンサとスイッチくらいのもので、器具そのものが壊れることはほとんどありませんでしたが、現在は、蛍光灯のチラつきを防止するため、インバータ方式に変わってしまっているようです。
壊れた蛍光灯内部の写真です。ガラス管ヒューズが切れていました。経年劣化による断線も考えられるため、同容量のガラス管ヒューズを仮付けして、点灯させてみようとしたところ、瞬時にヒューズが断線してしまいました。
円形をした電解コンデンサ(写真左)が NG のようです。外観はパンクもしてなくて、膨らみも無いようですが、内部で短絡していそうです。このコンデンサを取り替えてやれば修理できそうですが、使用年数が 10 年以上経過していること、製品が結構安価に販売されていることから、壊れた蛍光灯は更改することとしました。
最近のものは、インバータの制御部も専用 LSI で部品点数が少なくなっていると思いますが、この時代のものは、ロジック IC と抵抗、コンデンサ等のディスクリート部品で構成されています。(写真下部)
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